ごあいさつ
初めまして、フェチライターの菊池美佳子です。コラム「菊池美佳子のラブ&フリークなカレ」では、「一般男女の間に存在するフェティシズム」についてご紹介させて頂きますね。皆様の恋愛やセックスに、少しでもお役に立つことができれば幸いです。
そもそも「フェチ」って何?
ひと言でいうと、身体の特定の部分や物などに対して、強い性的欲求を生じることです。
「強い性的欲求」の強さの度合いですが、「メガネをかけている女性が好みだけど、メガネをかけていなくてもノープロブレム」程度だと、メガネフェチを名乗るにはちょっと弱いですね。「メガネをかけている女性以外には性的興奮が起きない!」くらい強いこだわりがあれば、メガネフェチに該当します。 そう考えると、本当の意味での「フェチ」な人って、実はほとんど存在しないのです。
ですがここでは、もう少し該当範囲を広げて、「メガネをかけていない女性に対しても性的に興奮するが、メガネをかけている女性に対しては特に強い性的興奮が生じる」というスタンスに対しても、フェチとして解説しますね。
女性に多いのは○○フェチ
今回は、記念すべき第一章ですので、「フェチ」に関してアンケートをとらせて頂きました。ラブリサーチ読者の皆様が、男性に対して抱くフェティシズムの第一位は「匂い」。「彼氏の体臭がオトコらしくて好き」「香水と汗が混じった匂いにときめく」「実は、同棲している彼氏が脱いだシャツをクンクンしたことがある」等々。そういえば筆者も、自分自身がタバコを吸わないためか、愛煙家男性から漂うタバコの匂いにドキッとすることも。
男性よりも女性のほうが「匂い」に敏感
男性よりも女性のほうが、嗅覚が鋭いという説があります。そういえば、アロマにこだわるのも女性ばかりですし、「上司の口が臭い!」などの話題も男性社員より女性社員のほうが圧倒的に多いですよね。 大昔から、女性のほうが料理をする機会が多かったため嗅覚が発達したという考え方もありますが、もう一つの理由として挙げられるのは、妊娠中にお腹の赤ちゃんを守るためです。嗅覚が効かず、腐った食べ物を口にして体調を崩してしまっては、お腹の赤ちゃんにも良くないですからね。 そう考えると、匂いフェチの女性が多いというアンケート結果にも十分頷けますね。
好感を持っていることを素直に伝えよう
男性の匂いをより楽しむためには、「匂いに対して好感を持っている」 ということを相手に伝えるのが一番です。タバコの匂い好きな筆者も、「タバコを吸う男性ってカッコイイ!」とド直球で伝えるようにしています。男性の香水に萌える女性は、「良い香りだね」とか、汗や体臭に萌える女性は、前戯の段階で「エッチな匂いだね」とか、ご自身にとって好ましいと感じる匂いにあわせて工夫してくださいね。そのひと言によって、より二人の関係性が濃密なものとなるでしょう。
1977年3月17日生まれ。20代の頃に様々なナイトワークを経験、男女の性愛について身をもって学ぶ。 引退後はコラムニストに転身。
菊池美佳子さんブログ⇒https://mikako19770317.exblog.jp/