腰のくびれの理想とは…?
腰のくびれの黄金比率は0.7。くびれの比率とはウエストサイズ÷ヒップサイズのことです。
進化心理学者の坂口菊恵さんによれば0.7に近い女性は子どもをたくさん産んでいる(つまり、妊娠しやすい)、女性ホルモン濃度が高いのだそうです。オランダの病院の調査でもウエストがくびれている女性ほど妊娠しやすいという結果が出ています。
人は本能でよい子孫を残してくれそうな異性を選ぶと言いますが、まさに男性の遺伝子が『ボン、キュッ、ボン』のセクシーボディを好むと言えるかもしれません。
くびれがある女性は第一印象ではもてるということです。とはいっても、ピラティスやベリーダンスで鍛えた理想のメリハリボディの女性でも、見た目ではなく内面で問題があれば、恋も結婚も暗礁に乗り上げることになります。その場合、多少おなかがポコンと出ていても、癒し系の愛情深い女性の方が好き…というように気持ちも変化することはあります。
部屋着で気持ちを引き締める!
彼氏を見つけたい、婚活真っ最中の女性の場合はボディを鍛えて、黄金比率をめざすのがベスト。
その期間は、部屋着に『ゆるゆるルーズ』な格好を選ばず、つねに背筋を伸ばしておなかをひっこめるタイトジーンズなどを身につけるのがベスト。
彼氏あり、既婚者という方々に対して、私は「安心しないで」と注意しています。お付き合いも長くなると馴れ合いになり、毛玉の着いた服装やゴムのスカートなど楽な格好で、いわゆる『おばちゃん部屋着』ばかりになってしまう人がいます。
さらに季節が寒くなってくると、腹巻きや五本指のモコモコ靴下も登場。リラックスしたい日には良いですが、彼氏や旦那さんの前では、かわいい部屋着を着て女性をアピールしてねと言っています。ルーズ度合いが服だけでなく、じわじわとムダ毛の処理や、ランジェリーにまで及んでくるようになるのはセックスレスへ向かう危険信号!彼や旦那さんがベッドに誘ったら、ワキ毛がチラッ、パンツはラクダ色…。これでは男性の心も萎えてしまいますので、注意が必要です。
生活態度にもメリハリをつけましょう!
この事態が続くのがセックスレスへの危険な一歩。そしてルーズ度が行動にまで現れてくるともっと危険。メイクを落とさず寝てしまったり、食器が洗い場にたまっていても「あとでやるから」とテレビに夢中になったり、お風呂の排水溝に髪の毛がたまっていても知らんぷりだったり。
日々の生活にリラックスや休憩は大事ですが、ボディだけでなく生活態度にもメリハリをつけるのがセックスレス予防には大事なことです。
私の書籍でも紹介しましたが、ムダ毛がもじゃもじゃ、お腹ポッコリ、いつでもジャージやおばちゃん普段着のかわいくない妻には魅力を感じない、と断言する殿方は数多し!
注意しなければならないことは、男性は、思っていても面と向かって「もっときれいにしろよ」とは言わないことです。自宅での普段着、楽なものを選ぶのは疲れを取るという意味では悪くないですが、毎日楽な普段着にならないよう、そして行動までユルユルにならないよう、気をつけて過ごしてみてください。
恋人・夫婦仲相談所 所長 (すずね所長)・執筆家
夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。
性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。
「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。
恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演、メディア取材多数。
20代若者サークルも運営し未婚世代への結婚アドバイスも好評。
ED診療ガイドライン作成委員。セックスレス改善に定評がある。
著書 夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣 (講談社α新書)、
「新・抱かない男の見分け方」(スターツ出版)「モンスターワイフ」(講談社)
『40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣』(扶桑社)「堂々再婚」(wave出版)他多数。
近著『「君とはもうできない」と言われまして』KADOKAWAよりコミック発売間近。