あなたは最近、恋の予感を感じたことはありますか?
今年の桃コスメのテーマは『恋の予感』
一足お先に春をまとって、追いかけたくなる、女性に…
■LCがこだわるピーチフレーバーとは?
LCが2007年から毎年、春のフレーバーとして発売しているピーチフレーバーのコスメをご存知ですか? キス専用美容液『ヌレヌレ』や、へアパフューム『ナデテ』、またベッド専用香水『リビドー』などにも使用しています。 実は、LCのピーチフレーバーには、開発者のこだわりと込められたある想いがあります。そして、このピーチフレーバーのコスメを使用した方からは、このようなご意見を頂いています。
1)食べたくなるほどジューシー
2)みずみずしい
3)幸せな気持ちになる
皆さまから頂くコメントを読んでいて、『よく気づいてくれました!本当にありがとうございます!!』と感謝の気持ちを言いたくなるほど嬉しかったです。
というのも、この香りを作るには、大変な苦労がありました。 この香りを体験した方にしか感じることのできない、3つの要素を含んだ魅力的な香り。その秘密を今回ご紹介します。
■ピーチフレーバーに込められた秘密
甘くみずみずしく、フレッシュな香りを感じると幸せな気持ちになる、LCのピーチフレーバー。2007年に発売した『ヌレヌレ・ピーチキッス』の時から、幾つかの香りを組み合わせて作り上げています。
2006年、とある日。香りで春を感じさせるピーチのコスメを作ろう!というテーマが決定しました。
ピーチの香りのコスメと言うと、化粧品や食品、香水などでもよくある香りです。しかし、化粧品の香りをいろいろ取り寄せてみました。香料を1つ1つ確かめていくのですが、目をつぶっていると何の果物かわからない、作られた桃のお菓子のような印象のものが多くありました。いかにも『人工的に作った桃!』という感じで、LCが目指すものとは相違がありました。
LCが目指しているのは、果物屋さんで見かける桃。店頭で漂う、あの本格的で自然な香りです。そして、ほど良く熟した桃の果実をじゅっと口にふくんだ瞬間感じる、ジューシーで弾けるような爽やかさ。ふんわりと甘い包み込まれるような、笑顔がこぼれる優しいイメージのものでした。
このイメージが、製造現場のスタッフになかなか伝わりませんでした。そこで、桃の成長にあわせた表現に分解。実際に果物屋さんで桃を購入し、すべて並べて食べてみてイメージを伝えるということを繰り返し実施。この時期、開発スタッフの机の上にたくさんの桃があるという、面白い社内風景でした。
このような印象の香りはなかったため、製造スタッフや調香師さんと一緒に、これらを明確に再現することからスタートしました。
これが予想以上に問題が多く、1回や2回で上手くいくものではありませんでした。3つの時期を正確に表現していくのですが、桃と言うのはもともと濃厚なイメージがあります。ですので、水分を多くふくんだみずみずしさや、爽やかさというのが、なかなか完成しませんでした。
5回目の実施で、やっと爽やかさを表現することができました。しかし、ここからも苦労の連続…。3つの香りが完成したら、次はこの香りを上手く組み合わせて、LCオリジナルのピーチフレーバーを作る工程がありました。
化粧品の種類によっても、バランスが変わってきます。まずは、ピーチフレーバーの第1弾として『ヌレヌレ』に合う配合バランスを作りました。ここでわかったのが、熟成期の香りをメインに使用し、早熟期、完熟期の順番で配合率を決めていくと、イメージにとても近づいていきました。
このポイントがわかって、1〜2回の調整を繰り返し、やっとLCのピーチフレーバーの元となる香りが完成しました。完成まで半年以上かかってしまいましたが、なかなか他では感じることのない、自然の桃のみずみずしく優しい印象が出来上がりました。
■ピーチの香りは恋愛にもオススメ!?
3種類の香りをバランスよく配合して作り上げる、LCのピーチコスメ。使用すると、ジューシーさが広がり、少しすると甘く心地良い印象が漂います。さらに、水分がたっぷりで濃厚な桃、食べると美味しそうなイメージも一緒に持っています。
多くのお客様から、幸せな気持ちになるという感想も頂いていることから、このような方に、このような体験をしたい時にオススメです。