驚きの連続…バリやジョグジャカルタのジャムウ石鹸工場で見た真実
開発スタッフの現地ルポ
様々な課題を抱えながら、たくましく働く女性達
滞在中に肌で感じたインドネシア紀行
■2016年4月、インドネシアのバリの出来事
4月某日。約7時間のフライトを終え、無事インドネシア、バリのデンパサール空港に降り立ちました。
インドネシアを訪れるのは、人生初。今回の出張テーマを自分で『ジャムウの旅』と題して、現地の方のジャムウに対する熱い想いや、伝統を重んじた考え、植物に対する愛情を取材しよう!と意気込んでいました。
空港に着くと、真っ先に、現地でお世話してくれているSさんとお会いしました。Sさんは、元気な日本人女性。インドネシアで暮らして22年の頼れるお姉さん的存在。ご本人もジャムウやヨガに詳しく、道中いろいろお話をしてくれました。
その日は、Sさんの案内で遅い夕食を食べ就寝。翌日からの取材に備えました。
〜貧困という現実〜
この日は、Sさんが携わる『ジャムウ・ハーバルソープ』の梱包現場へ。デンパサールから約30分ほど奥に進みました。
道中、私が気になったのは街のあちこちにある『チャナ』という、神様へのお供え物。小さなカゴのようなものに、お花や植物の葉などが入って、短い感覚で設置されていました。また、街の主だった場所には、大きな『チャナ』が。主要地区には近所の方が集まって、たくさんのお供え物を神様に捧げるようです。
聞いてみると、現地の方はお国柄もあり、神様への感謝の気持ちを忘れず、毎日祈りを捧げているようです。カラフルなお供え物を見ていると、現地の方達のあたたかい気持ちが伝わってきました。
しかし、お供え物を掃除する、道を綺麗にするという文化があまりないようでした。前日分のお供え物が散らかったまま、道の至るところに見られました。
また、移動中、もう一つ気になったことがありました。それは、移動の手段と言えば、車かバイクのみ。電車やバスなどの公共交通機関ほとんどありません。また、1台のバイクに3人も4人も子供達を乗せて移動、という姿も当たり前のように目にしました。ヘルメットは無い方もいます。
安全管理や交通ルールは、日本とは全く違います。車の間には何十台ものバイクが列をなし、接触ギリギリのところで曲がる…など危険を味わうこともしばしば。信号で車を止めた際には、物乞いの人などが複数も窓を叩くこともありました。日本とは違った現実を目の当たりにしました。
〜懸命に働く女性たち〜
車に乗っているだけでハラハラしながら、一路梱包現場に到着。着いた瞬間、梱包スタッフの方とお会いしたのですが、皆さん、とても礼儀正しく、笑顔で迎えてくれました。
ここで感じたのは『インドネシアの女性は働き者だ』ということです。後で聞いたのですが、基本的にインドネシアは家父長制(かふちょうせい)らしく、男性が全ての主導権を握っています。女性は男性を支えるために、家事、子育て、家計、お祭りの準備やお供え物作りまで、何でもこなさないとなりません。お供え物作りのため、朝4時頃から起き出して、家の仕事を行う方が多くいるようでした。
そんな生活の中で、『短い時間でまとまったお給料が欲しい』『家事との両立があるので、臨機応変に仕事をしたい』という意見から、梱包工場は女性ばかり。女性達がやりくりしながら、日々の暮らしを支えるための仕事でもあります。日本からご注文いただく石鹸で、多くの家庭が支えられているのを感じました。
また、驚いたことがあります。これは考え方の違いかもしれませんが、ほとんどの方が貯金をするという考えがあまりないようです。というより、実際は貯金をしながら日々を暮らすという状況が難しいことも。とにかく1日1日を暮らすことが精一杯。家に帰れば子育てや家事に追われています。それでも1つでも多く石鹸を作りたい、家族のためにもっと働きたいと懸命に頑張る姿がそこにはありました。
『面倒な仕事はしたくない』『得意な仕事だけしていたい』などの考えは、一切ありません。とにかくその日を暮らすことに全力を注がないとなりません。そのせいか、皆さん本当に前向きに、日本からの注文や依頼事項を、真剣に聞いて下さいます。逆に、恵まれた環境にいる日本スタッフの方が、こんなに恵まれているにもかかわらず、時に愚痴をこぼしたり、些細なことで残念がったりすることが、情けなく感じてしまいました。
〜石鹸一つに込められた皆の想い〜
この日は、2人の方と初対面でした。製造工場のあるジョグジャカルタから石鹸を運ぶ手配をしてくれているAさんと、梱包、検品工場への手配をしてくれるIさん。
今回、初めて現地に来てみてわかったことが、『ジャムウ・ハーバルソープ』が東京のLCに届くまで、予想以上に手間がかかっているということでした。製造工場の方の手、運んでくれる方の手、検品してくれる方の手…。
実に多くの方の手仕事によって、海を越えて私たちの手元に届いていたのです。今回のインドネシア出張で、このことがわかり、改めて感謝の気持ちを伝えました。
その後、石鹸を加工している現場へ。
到着直後、さらに驚いたのが、働いている方が皆、10代に見えたのです。気になって聞いたところ、2名の女の子は17歳でした。詳しく話を聞くと、学校に行けない子は定期的に働きに来て、家計を支えているとのことでした。
その途端、緊張が和らぎ、女の子たちに笑みがこぼれました。家計を支えるために必死で石鹸を削っている現地スタッフの方々。もしかしたら、石鹸を製造する作業に熱中して、どんな方がどこで使っているのか…なんて考えたことが無かったのかもしれません。
現地に訪れたことで『日本でジャムウ石鹸を楽しみにしている人がたくさんいる』と、ささやかでもいいので伝わったかな…そう思って工場を後にしました。
…今回のインドネシア現地視察を経て、2つのことが印象に残りました。それは『貧困の現実』と『たくましく働く女性の姿』。
1990年代後半から、インドネシアは経済成長をして貧困問題は急速に減ったと言われていました。しかし、現実にはまだまだこれからで、もっと豊かになっていって欲しいと思いました。
また、LCの『ジャムウ』シリーズを製造、梱包、検品する現場は強くたくましい女性に囲まれて、彼女たちが一つ一つ丁寧に丁寧に手作りをしていました。
インドネシア出張前には予想だにしなかった現実も受け入れながら、これからもLCは現地の皆さんと一緒に、ジャムウの魅力を広め、インドネシアの女性と石鹸を使うお客様をこれからも応援していこう!そう心に誓いました。
まず自分にできることは、お悩みを抱えているお客様に、1つでも多くの石鹸をお届けすることです!
(※写真はLCスタッフにて撮影。掲載は全て、許可をとっています。)
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