男のひとりエッチ

男のオナニーの必要性を動物行動学から解説! なんと妊娠確率(受精確率)を上げるという説も…?!

     

    性欲の処理?それとも…

    マスターベーションは遺伝子のコピー

    男のマスターベーションの目的は?と問われたなら、性欲の処理だ、というのが一般的な答えでしょう。もちろん、それも説明の1つ。でも男が(男と限らず女も。人間に限らずどんな動物においても)、強い衝動や欲求に従って何らかの行動を起こすとしたら、それは必ず、自分の遺伝子のコピーを残すことにつながっている。いや、つながっていなければ、その強い衝動や欲求という心理が我々に備わってくることはなかったのです。

    そんなわけで男のマスターベーションにも、自分の遺伝子のコピーが増えることにつながる、何か重大な意味が含まれているはず。でもそれはいったい何なのか?そこでまた登場、イギリスのロビン・ベイカーとマーク・ベリスです。彼らによれば、男のマスターベーションとは、古い精子を追い出し、発射最前線を新しくして生きのいい精子に置き換える作業である。つまり、次のセックスでより確実に卵を受精させる。そのための準備をしているのだというのです。言われてみればなるほどで、私の師匠である、日高敏隆先生などは、目からウロコだと感動していました。

    LCでは、この、次のセックスのための準備、という観点から男のマスターベーションを見直してみると、同じ光景でも違って見えることがあります。

    マスターベーションにも貴重な意味がある

    マスターベーションの意味

    男がこっそりマスターベーションをしている場面や、その痕跡らしきものを発見したときに女が怒る…。女としては、「私という女がありながら」と、侮辱されたような、低く見られたような気持ちになるでしょう。もう少し突っ込むなら、「なぜ相手は私でなくて、グラビアアイドルなのか」と。でも、女本人も気づいていない、本当の怒りの理由は、「私という女がありながら、浮気のための準備をしているなんて!」かもしれません。

    いや、そもそも、男が女に隠れてするということ自体、女に見つかってはまずい行為だから、つまりは浮気の準備のこともあるからなのです。とはいえ男は浮気のためだけではなく、自身のパートナーとのセックスでよりよく卵を受精させるために、その準備として行うことも、もちろんありえる。

    これは実際にあった話なのですが、ベイカー&ベリスのこの仮説を、私はある編集者に教えた。彼はそっさく、なかなか子ができなくて困っている同僚にこう耳打ちした。「奥さんの排卵日の2日前に、マスターベーションしろ!」

    効果は、耳打ちから1年後に、すでに子が生まれているという状況となって現れました。その男性はそれまで、結婚しているのにマスターベーションなんて後ろめたい、とか、妻を妊娠させるためにはとにかく精子をためることだ、という欲望や本能に逆らった行動を選択していたのでしょう。欲望の赴くまま行動する、というのも悪くありません。

       
      

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