江戸のキス「口吸い」はテクニック!オーガズムバイブル『好色旅枕』!

口吸いはテク?オーガズムバイブル好色旅枕(大江戸ラブマニュアル第6回)

江戸時代のキス

キスは江戸時代日本にも「テクニック」として存在していた!

「キス」は西洋から入ってきたものと考えられがちですが、江戸時代までの日本にも「口吸い」はありました。挨拶や愛情表現としてのキスは存在しませんでしたが、前戯としてのキスは存在したのです。例えば『好色旅枕』には、前戯の口吸いからはじまる、女性を昇天させる一連のテクニックが紹介されていますので、詳しく紹介いたしましょう。

キスから始まる、めくるめくオーガズムへの旅

『好色旅枕』のセックスの始まりは、下記のように記述されています。

「女にもつれ掛かり、好色の心地よき話など物語し、その後、口を吸ふべし」
イチャイチャしながらエッチな話をして、その気にさせてからキスせよ、という事ですね。そして、その後にはディープキスのテクニックが続きます。

「男が舌を入れるのではなく、女の舌を吸って、唇で女の舌をしごき、さらに舌で女の舌をなめなさい」
フェラチオのように女の舌を扱え、ということですね。

「さすれば、淫念自から萌すなり」
愛情のこもったディープキスをすれば、女性の欲情を引き出せると書かれています。そして女性が欲情してきたら、今度はボディへのタッチの指南へと移り変わっていくのです。

江戸時代のボディタッチ術・摩曲軒

襖

女性に快感を与えるボディタッチについては、「摩曲軒」(まきょくけん)というテクニックが紹介されています。
「摩曲とは、さすることで、女の全身を和らげる技法である」
「お互いに向き合うかたちで抱き合い、背中から尻にかけて、優しくなでさすれ。さらに、腰のまわりをじっくりさすれ」
つまり、いくら性感帯と言っても、いきなり乳やクリトリスを責めてはならない。まずは体の背面を優しくさすれ、という教えですね。

それからようやく、
「女を仰向けにして、乳の下からへそにかけて、続いてふとももをじっくりさすってから、恥丘、そしてクリトリスをさすれ」
と続いていきます。そうすれば、
「女の体はとろけるようになり、愛液が流れ出し、悦びに包まれる」
というのです。

例えば現代においてアダム徳永先生は、「キス、オッパイ、クリトリス、挿入、射精」で終わってしまうセックスを、「ジャンクセックス」と呼んでいます。
対して、「摩曲軒」はその対極にあるような丁寧なセックス方法ですよね。第5回でご紹介した「閨中枕文庫」といい、女性を全身全霊で感じさせるセックスの手引きが、すでに江戸時代で大切にされていたのは本当に驚きです。江戸っ子男子は、世界でも稀に見るフェミニストだったともいえるのかもしれませんね。

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まだまだ前戯に手間をかける!「好色旅枕」のエッチテク

襖

「男が舌を入れるのではなく、女の舌を吸って、唇で女の舌をしごき、さらに舌で女の舌をなめなさい」
フェラチオのように女の舌を扱え、ということですね。

「さすれば、淫念自から萌すなり」
愛情のこもったディープキスをすれば、女性の欲情を引き出せると書かれています。そして女性が欲情してきたら、今度はボディへのタッチの指南へと移り変わっていくのです。

「摩曲軒」に続いては、「乳遊軒」(にゅうゆうけん)が登場。字で想像できるとおり、女性のバストへの前戯テクニックです。
「摩曲にて女の五体を和らげて後、女の乳首を舌先にてねぶり、指にて玉門をくじるべし」
全身へのタッチでトロトロになった女体に、乳首を舌でねぶりながら、指で女性器を責め
ましょう、ということですね。これによって、
「なるほど女を弾ませたるがよし」
ということで、まず女性を絶頂に導けというのです。

そして次はいよいよ挿入か…?!と思いきや、まだまだ女性を焦らします。ここで「膝上軒」(しつじょうけん)というテクニックが登場してきます。「膝上軒」のテクニックは、
「正座した男の膝の上に、仰向けの女の腰を乗せ、唾で濡らした亀頭で、クリトリスをこすれ」
そうすれば愛液が温泉のように沸いてくるといいます。本当に前戯に熱いこだわりを見せていることが分かりますね。

 そして長らくお待たせしました!ようやく挿入です!…が、まずは
「先端だけを挿入し、すぐに抜いてまたクリトリスを亀頭でいじり、また挿入する」
ことを繰り返します。するとついには、
「女堪えかねて様々ともがく物なり」
つまりどんな女性でも、「早く挿入して!」とおねだりをするようになると書かれています。

ここまで我慢するのは男性自身も大変かもしれませんが、この「早く挿入して!」という瞬間は得もいわれない快感につながるのかもしれませんね。女性も気持ちよくて、男性も満足感を得られる…セックスにおいてとても大切なことが、この『好色旅枕』を参考にすれば手に入りそうです。
ラブタイムでイマイチ互いに満足できていない気がする…という方は、是非二人で『好色旅枕』のラブテクニックを試してみたい、と彼を誘ってみるのもいいかもしれません。

なお、このあと挿入後のテクニックに続いていくのですが、それはまたの機会にご紹介させていただくことにいたしましょう。


著者プロフィール

DENNY喜多川

1970年生まれ。1996年より、漫画原作者として活動。
2009年、日刊誌連載「日本性史」にて、アダルトライターとして活動開始。
スマートフォンアプリ「セックスの日本史」、女性向けWEBサイト連載「蔦葛物語」「オンナとオトコの日本史/世界史」などの著作がある。

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