「おさめかまいじょう」のフェラチオ術(大江戸ラブマニュアル第17回)

遊女のための指南書『おさめかまいじょう』が伝える、男性を満足させるフェラチオ術とは?

     

    江戸時代はフェラチオの人気は低かった…?

    江戸時代のセックスハウツー本には、意外なほど、フェラチオ(口取り)に関する記述がありません。これらのハウツー本のほとんどが男性向けだったためか、女性が一方的に奉仕する形になるフェラチオに、江戸の人々の感心は薄かったようです。

    しかし、男性を喜ばせるプロである遊女となると、話は別です。「口取り」は必須の技術でした。「おさめかまいじょう」にも「口取り」について一項が設けられていますので、ご紹介致しましょう。

    江戸遊女のフェラテク:フェラの始め方

    花のある風景

    まずは、フェラチオの始め方から。

    「口にてほうばる時は、定って男を寝かせ、指できんたまを揉みちゃぐり、股ときんたまのつけ根を押さえ揉む」

    この時、男性には仰向けに寝てもらい、玉袋と、そのつけ根をよくもみほぐすところからはじめます。いきなり男根をほうばるのではなく、まずは周辺の愛撫からはじめましょう…ということですね。ここはオーラルにおいて、男性も女性も同じく、やや焦らすことが必要です。そして「おさめかまいじょう」には、フェラの最中に「男性に動いてもらう」という記述が。

    「口びらで抜けざるよにまら頭を締め、けつを使わせる可し」

    唇で亀頭部をしっかりとくわえ、男性にも腰を遣ってもらうようにします。フェラチオの最中、いわゆる「マグロ」になってしまう男性も多いですが、本来セックスは二人で楽しむもの。マグロ状態では、プレイとは言えないのかもしれませんね。

    現代では忘れられがちですが、大切な部分かもしれません。

    江戸遊女のフェラテク:ディープスロート

    フェラする江戸の女性

    最後に、男性にはたまらなくよいものとされている「ディープスロート」について。このように記されています。

    「まらほうばりて、深くは九度、浅きは一度にして、浅き折りに、まら頭、つり皮を舌で撫でるなり」

    男根を口に含み、九回浅く、一回深く唇を上下させる。浅い動きの時は、裏筋と亀頭を舌で舐めるようにする。唇と舌の使い方についても、細やかに指導されています。

    「折りに、喉元に入れるなれば、必定、片手をまら腹に握り置く可し」

    男性は喉まで突いてこようとしがちなので、男根の根元を片手で握っておくようにすること。

    ディープスロートは、女性にとっては嘔吐感を催すこともあるテクニック。それ故、苦手意識のある女性も多いようです。しかし、思わず男根に歯を立ててしまったら大惨事…!

    そのため、江戸遊女のためのテクニック本には、男根の根元を片手で押さえておくよう、注意されています。手で押さえられている分、喉を突くことによるリスクを避けることができますね。

    さて、いかがでしたでしょうか。パートナーにフェラチオ求められる女性は多いことと思います。ご紹介したのは遊女向けのテクニックではありますが、現代でもすぐに取り入れられそうです。

    パートナーとの時間がより充実しますよう、参考にしてみてくださいね。