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招き恋猫

放浪記

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【2】招き恋猫、刷毛の江戸屋さんに潜入!

今回は日本橋にある日本でも数少ない刷毛とブラシの専門店 江戸屋へ潜入してきたぞ。
染色の職人が使う刷毛や化粧をする時の必需品である化粧用ブラシも多数扱っている専門店。
日本橋の職人や女性を支えてきた歴史やこだわりをうかがってきたのじゃ。

 

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【江戸屋さんインタビュー】

 

---こちらのお店はとても趣深い佇まいじゃが、いつ頃からお店を始めたのじゃ?

 

享保3年1718年からからここでお店を始めました。

 

---なんと!凄い歴史じゃのう!!

 

ここはいわゆる昔の奥州街道という江戸時代の五街道の一つでした。そして明治頃から江戸通りという通りができました。
だから商売が盛んで、色々なお店がありこちらで始まりました。昔からここのあたりは繊維関係のお店が多かったのです。

 

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---なるほど、それで今も問屋さんが多くあるのじゃな。

 

そうですね。そういった事もありうちは染色に使う刷毛を昔から扱っています。 その後、明治に入りブラシも扱うようになりました。

 

---刷毛とブラシはとても沢山の種類があるのじゃな

 

そうですね。染色もそうですし、ケーキやパン、お寿司など食品に塗るものもあるし、だいたい3000種類くらいあります。

 

---そんなに沢山の種類があるのじゃな!いろんな職人さんを支えておるのじゃな。

 

そうですね。刷毛はやはり職人さんの道具となっていますね。塗ったり、磨いたり色んな役目があるんですよ。

 

---本当じゃ、色んな種類の刷毛が並んでおる。化粧筆もあるのじゃのう。

 

昔は水おしろいだとか紅筆を大奥で使われるものも扱っていました。 元々カメラのレンズのホコリをはらうレンズ筆などがあり、そちらの技術を応用して化粧筆にも特化していったんです。

 

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---カメラのレンズ筆の技術が化粧筆にも活きるとは驚きじゃ!意外な所からヒントを得て、女性のキレイに繋がっているのじゃな。

 

そうですね。化粧筆は女性に喜ばれていて、使い心地も良いとおっしゃっていただいたりしています。

 

---なるほど、確かに筆によって化粧の仕上がりも違うじゃろうな。ところで、職人の方を職方と呼んでいるのじゃな?

 

そうなんです。技術を持った、今で言うマイスターみたいなものですね。
うちは良いものを作るのが使命ですので。なので手作りで作っていてあまり量産が出来ないんです。
既製品のものもありますが、天然の素材を実際に見て、触って職方がひとつひとつ作っているものが多いです。
そして刷毛やブラシを使う職人の要望にも応えて誂え品を作っています。

 

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---なるほど、その時の求められる刷毛やブラシを作っているのじゃな。

 

そうですね。細々とですが享保3年からこの場所でプロの職人の厳しい目に応えられるよう、こだわりを持って作っています。 今後も時代の要請に合った商品を積極的に開発し、高品質な商品をお届けしたいと思っています。

 

---誠実に作っている事が時代を超えて愛される秘密なのかも知れぬな。色々と貴重な話が聞けてとてもためになったぞ。どうもありがとう。

 

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【お店の住所】
〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬町2番16号
江戸屋


【フォロー&コメントでお土産プレゼント】
インスタグラムをフォローしてコメントを入れて下さった方3名に 『馬毛の歯ブラシ ふつうタイプ』をプレゼントいたします。

おみやげ

★応募締切
2017/8/9

★応募方法
①招き恋猫公式Instagram @manekikoineko をフォロー
②江戸屋さんインタビューの投稿のコメント欄に【馬毛の歯ブラシ欲しい】と明記してください。
*上記2点の条件を満たした方の中から抽選で3名様に『招き猫のお土産』をプレゼントします。

★当選発表:当選者3名様にInstagramメッセージにてご連絡します。

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