『恋欠女子とバーチャル男子』ストーリーC1

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みんなで作る小説!ストーリーC
恋欠女子とバーチャル男子「AI」との恋愛応援物語



タイトルアンケート

■恋欠女子とバーチャル男子ストーリーC

みんなで作る!恋愛応援小説『恋欠女子とバーチャル男子〜AIがあなたのお悩み解決します〜』が新連載としてスタート!アンケートの結果で行方が変わる、恋愛模様に目が離せない!

不思議なアプリ 「バーチャル男子」の開発秘話を公開します!




タイトルアンケート
アンケート


2017.4.3 up 「何を目指したらいいんだろう」

挿絵


アイのリリース後、少し遅くなったものの、プロジェクトに参加したメンバー全員で打ち上げが行われた。


私、上野雪奈も、グラフィック制作チームの同僚や上司と一緒に参加した。同僚であっても人と喋るのがあまり得意ではないので、できれば出たくなった。でもみんなが参加するというのに私だけ出ないというわけにはいかないだろう。


出席したくない理由は、もうひとつある。


和田さんがいるからだ。


私がひそかに思いを寄せ続けていた彼は、プロジェクトリーダーの伊川さんと付き合い始めたのだと噂されていた。私みたいなニブい女でさえ、噂は本当なのだろうなと見ていればわかった。二人だけで話しているときの目の輝きが全然違う。


(気が重い……)


 足を引きずるようにして、会場になっている居酒屋に向かった。


 プロジェクトチームの総数は30人ちょっと。みんな窮屈な思いをしないようにということらしく、会場は広かったが、それだけにヘンに隣の人と間が空いて余計にうまく話せなかった。


 そのうちに和田さんと伊川さんがグラフィックチームのテーブルにやってきた。


「今回は本当にどうもありがとうございます」


「お疲れさまでした。ありがとう」


 私のような末端のメンバーにも、丁寧に挨拶してくれる。


「上野さん、初めての大型プロジェクトで大変だったんじゃないか」


 和田さんが優しい笑顔を向けてくれた。名前を憶えてもらっているだけで幸せだと思えた。


「あ。はい……そんなでも」


「無理な出勤が多かったからね。残業はほどほどに、健康第一でね」


 緊張のあまり、このとき話したことは3分後ぐらいに頭の中から消えた。


***


 お酒が入ってくると、みんな席を勝手に移動し始めた。


 私はといえば、とくに話したい人もいなければ、話しかけてくる人もいないから、じっと同じところにいた。


 耳に入ってくる男性陣の会話が、どうしても気になる。


 私、和田さんに好かれるためにはどうしたらよかったんだろう。もちろん、いちばんいけないのは引っ込み事案で自分からは何もアクションを起こさなかったことだとはわかっているけれど。


「僕はやっぱり、結婚したら家庭に入ってくれる人と付き合いたいなー」


「えー。今どきそれかよ。俺は断然、自立して稼いでくれる女性がいい。それで家事も少し多めにやってくれれば最高なんだけど」


「そりゃあ勝手だろう。キレられるぞ」


「俺はどんな相手でも合わせられる自信があるからなあ。働いてほしいといわれれば働くし、主夫になってほしいといわれればそれでもいいよ」


「お前がいちばん、早く結婚できそうだな」


 ……見事なぐらい、みんな違う。


 いったい私は、何を目指したらいいんだろう。


 どういう私になれば、引っ込み思案にならずに済むんだろう。


***


店を出たときには、まっすぐ歩けなくなっていた。やることがなかったからチビチビビールを飲んでいたのだが、それが思いのほか回ってしまったのだ。


ふらふらしながらあっちにぶつかり、こっちにぶつかり、ついには駅の前の植え込みに寄りかかってしまった。


メンバーが心配してくれる。


「本当に大丈夫? 家まで帰れる? 京王線だっけ?」


「うん、大丈夫」


「私、八幡山に住んでるんだけど、そっち方面なら一緒に行けるよね」


「ありがとう、でも……今。そもそも今が、ちゃんと動けなくて」


 彼女は困った顔をしてしまった。


始まるのが遅かったので、みんなそろそろ終電時間を気にしている。私を置いては帰れないと思っているのだろう。


 そこへ、和田さんが近づいてきた。


「ああ、悪酔いかあ、しょうがないな。後は僕が見ているから。君たち、もう帰っても大丈夫だよ」


 と、グラフィックチームに声をかける。


 あとは僕が見ている……? それって、つまり……。




2017.4.4 up 「俺たち、付き合っているんだ」

挿絵


「すいません……」


 謝る私を、和田さんは歩道のベンチに座らせる。


「大丈夫、大丈夫。悪酔いなんて誰でもあることなんだから」


「でも、私、いつもはないんです。いつもはお酒飲んだりとか……こんなの、なんか、へんで」


 さっきから日本語すらおぼつかない状態になっている。


 それでも、頭の一部分は妙に冷静に働いていた。


 今、私は和田さんと二人だけ。これってひょっとして期待していい状況?


 そのとき、向こうのコンビニから伊川さんが出てきて、近づいてきた。


「大丈夫? これ飲んで。少しは楽になるかも」


 持っていた暖かいペットボトルのお茶を渡してくれる。


 なんとか頭を下げて、それを受け取る。「ありがとう」と和田さんがお礼を言っていた。


「お二人が付き合ってるって本当ですか」


 気が付くと私は、自分でも信じられないことを言っていた。そう親しくもない人のプライベートを、こんなにあからさまに聞き出すなんて。お酒が入っているせいだとはいえ、ありえないと我ながら思った。


 和田さんも伊川さんも唖然として、それから二人揃って顔を赤くした。息が合っているなーと思う。


「困ったなあ。やっぱり噂になってるの?」


 和田さんが照れくさそうに、でもいやそうな様子でもなく言う。


 二人は目を合わせて、何か確認し合うように小さく頷いた。


「うん。俺たち、付き合ってるんだ。内緒にしているつもりではないんだけど、別に言いふらすこともでないと思って黙っていたんだけどね」


 覚悟はしていた。でも私の覚悟なんて、たかが知れている。私は動揺した。動揺して、ペットボトルを落としてしまった。


「思ったよりも酔っているみたいね」


 ペットボトルを拾って、伊川さんが苦笑する。


「仕方がないな。今日はこれで、タクシーで帰りなさい。足りる?」


 彼女は自分のお財布から五千円札を抜き出した。


「え、でも……」


「心配しないで。会社のお金じゃなくて、私個人のお金だから。こんなに酔わせてしまったのは、私の管理不行き届きだし、これぐらいは頑張ってくれたと思っているから」


 五千円ぐらい、どうとでもできる人なんだ、彼女は。


「タクシーを止めてくる」


 車道に近づこうとする和田さんを、私は止めた。


「大丈夫です! 私、その……もう少しここで頭を冷やしたいから」


「でも」


 伊川さんが心配そうに覗き込む。


 しかし結局、「放っておけない」という二人は私を押し込むようにしてタクシーに乗せた。


「おやすみ。ちゃんと休むんだよ」


 和田さんが手を振って、運転手に「お願いします」と頼んでいた。


 私は1メーターほど進んだところで、降りてしまった。


 車の揺れが気持ち悪かったし、黙っていたら大泣きしてしまいそうだったからだ。「吐きそうだから」というと、運転手はあっさり下ろしてくれた。


 何をするでもなく道に立っていると、涙が出てきた。一度出てくると、次から次へとあふれ出して止まらなくなった。


「う、うぅっ、うえっ……あれっ?」


 ぼろぼろ泣いているうちに、コンタクトレンズがはずれてしまった。私は乱視が強いのでハードしか使えず、はずれやいのだ。


(うう、最悪……)


 酔った体で、地べたに這いつくばるようにして探す。こんな体勢にならないとよく見えない。


周囲の人がこっちを珍しそうに見ながら通り過ぎていく。


「何してるの? 俺も手伝おうか?」


 ふいに頭上から声が振ってきた。


 振り返ると、ギター? みたいなものを背負った男性が立っていた。




2017.4.5 up 「俺とつきあって下さい」

挿絵


 お願いしますとも結構ですともいえないうちに、男性は私の横にしゃがんで一緒に探し始めた。


「何を見つければいいの?」


「あ……コンタクトレンズ、です」


「オーケー。まかせて」


 行動が早くて呆気にとられているうちに、彼は落ちていたコンタクトレンズを見つけてしまった。


「あ、あった。これかな」


「……ありがとうございます」


 手のひらで光る小さな魚のウロコのようなレンズに、手を伸ばしかける。


 指先が触れる直前に、男性は手を引っ込めた。ニヤリと何か悪いことをたくらんでいそうな笑顔が浮かぶ。


「ただで渡すわけにはいかないなー」


「えっ、お金ですか」


「違う違う。俺さ、さっきあんたと同じ居酒屋にいたんだけど……気づかなかった? 俺、ライブの打ち上げしてたんだ」


「そうなんですか」


 落ち込んだり焦ったりすることに手一杯で周りなんて全然気にできず、彼の存在にはまったく気づかなかった。


 それとコンタクトレンズと、どう関係があるのだろう。


「俺、じつは、あんたのことタイプだなーと思って見てたんだよね。あのさ、これ返すかわりに、俺とつきあって下さい」


「はあ……え? えええええええっ?」


 言葉の意味がわかると、頭から抜けるような大きな声が出てしまった。


 つ、つきあって下さいぃぃっ!?


 脇を歩いていく人たちが、怪訝そうな顔でこちらを覗き込んでいく。男性は慌てた。通報でもされると思ったのかもしれない。


「じょ、冗談だからっ! そんな大きな声出すなって」


「冗談なんですか!?」


 私の声は、さらに甲高くなった。


「返して下さい!」


 私は、怒っていた。つきあって下さいなんて、こんな状況でいわれるのはいやだけれど、状況関係なくそんなことを冗談にされるなんてもっといやだ。女として、馬鹿にされている気がする。


「ごめん、ごめん」


 彼が差し出した手に、私の手が当たる。


 ぱりん。


「あ」


「あ」


 コンタクトレンズは、彼の手のひらの上で粉々に砕けていた。


「ごめん、弁償する」


 数秒間の沈黙の後、彼は我に返ったように頭を下げた。


「弁償って……」


 ハードはソフトより高いけれど、いくらなんでも買うお金ぐらいはある。断ろうとは思ったが、腹を立てさせられた上、そのために損をさせられて引き下がるのは、こんな私でも受け入れがたかった。


「大丈夫だよ。いきなりあんたの電話番号教えてなんて言わないから」


 彼は背負っていた楽器ケースのポケットからペンとメモを出すと、素早く何か書きつけた。


「これ、俺の連絡先。弁償させてもいいって思ったら、連絡して」


 私の手にメモを握らせると、「じゃ」と駅の方向に消えていく。


「ちょ、ちょっと待っ……」


 あっという間に彼は、見えなくなってしまった。


仕方なくメモを開いてみる。


「中坂弾正」という名前と、スマホのメールアドレスが書いてあった。なかさか、だんじょうという読みがなと、名前負けしないようにがんばってます、と一言もある。


 私はしばらく、そのメモを持って立ちすくんでいた。


***


その日は結局、伊川さんからもらったお金でタクシーで帰った。


 それから数日、私はメガネで生活した。コンタクトを買いに行く時間がなかった。中坂さんには連絡しなかった。


やっと仕事が少し落ち着いて、今日こそは買いに行こうと思っていた矢先のことだ。グラフィック制作チームの直属の上司、山県さんに話しかけられた。


「話したいことがあるんだけど、飯でもいかないか。1時間ぐらいで終わらせるから」


「あ、はい」


 コンタクトレンズはいつでも買いに行ける。対して上司の誘いは、なんとなく断りづらかった。




2017.4.6 up 「好きになっちゃ、ダメだ」

挿絵


 山県景助さん――上司が連れて行ってくれたのは、会社のそばの焼き肉のお店だった。高級店ではないけれど、美味しいことで社内では有名だ。


「今日誘ったのは――正直に言うと、プロジェクトマネージャーから『もっと上野さんをサポートしてあげてほしい』と注意されたからなんだ。僕もずっと技術畑で、人の上に立つなんて経験がなかったから、見落としていたことがたくさんあったと思う。これからは何かあったら、何でも言ってくれないか」


 山県さんはよくいえば繊細そう、あまりよくない言い方をすれば神経質そうだとみんなが言っている。その見た目の通り、言葉を慎重に選んでいる様子だった。


 クリエイターや技術職の人は、私が知る限りでは独立独歩で、「人をまとめる」のは苦手だと感じる人が多いようだ。山県さんも経験ゆえにチームのリーダーになってしまったけれど、本心では望んでいない仕事だったに違いない。


 自分が人付き合いの下手なことが、なんだか申し訳なく思えてきた。もっと明るく誰とでもニコニコ接することができるような人間だったら、山県さんにこんな思いをさせなかっただろうに。


「上野さんからも、歩み寄ってくれると嬉しいんだ。上野さんは、その……周囲を拒絶しているようなところがあるから」


 一瞬、自分の耳を疑った。


 私は自分のことを単なる引っ込み思案としか思っていなかったのに、まわりを拒絶しているなんて目で見られていたのか。


 確かに、中学から大学までずっとエスカレーターだったから、友達も中学の頃からアップデートされていない。だからこそ、誰にもそんなことは指摘してもらえなかった。


 私はいったい、みんなからは本当はどう思われているんだろう。どんなふうに映っているんだろう。


 そう考え始めると、何だか怖くなった。


***


 翌日私は、データを間違えて削除してしまうというあり得ないミスをやらかした。とりあえず自分の担当分だけだったのが救いだが、みんな連携している仕事なのだから、周囲にももちろん迷惑をかけてしまった。


 たぶん、不安を引きずっていたせいだろう。注意が散漫になっていたのだ。


「いつもの君らしくない失敗だね。大丈夫、僕が何とかするよ」


 山県さんはすぐにかばってくれた。


「ひょっとしたら昨日、何か悪いことを言ったかな。そうだとしたらごめん」


 その後すぐにみんなに聞こえないよう、そう謝ってくれた。


「いえ、そんなことは……」


 喋りながら、私は自分の胸がわずかに高鳴り始めているのに気づいた。


 ちゃんと話せば、こんなに優しい人だったんだ。今までなかなか打ち解けられないと感じていたけれど、山県さんの言う通り、拒絶していたのは私のほうだったのかもしれない。


(きれいな手……)


 こんなときだというのに、私のPCから社内のデータベースにアクセスする山県さんの手に思わず見とれてしまう。指が細くて、長い。


 でも、ダメだ――。


 私はすぐに、胸に灯った小さな火を消そうとした。


彼のことは同じチームの先輩が好きだと言っていたのを偶然聞いたことがある。好きになってしまったら、たぶん、起こらなくてもいいゴタゴタが起こる。


(好きになっちゃ、ダメだ)


 はあ、とまわりに気づかれないように溜息をつく。ここ数日で、今までにないことが次々と起こったせいで、妙な疲れが体中に溜まっていた。もっと前向きな人なら新しい経験として楽しめるのだろうけれど、私にはそんなことはできない。


(そうだ、アイ)


 ふと、今まさに自分が関わっているプロジェクトのことを思い出した。


 アイは、女性の悩みを解決することに特化した人工知能が搭載されているという。


(ダウンロード、してみようかな)


 帰宅後、スマホでダウンロードサイトに接続した。




2017.4.7 up 「なんだかほっとできる」


 アイは中学生ぐらいの男の子のグラフィックで現れた。これって私の精神年齢が中学生ってこと……? と思いつつも、柔らかい、好みの顔だったのでいやな気分はしない。それよりも自分たちが開発したビジュアルがこんなふうに女性たちの前に現れるんだなと思うと、感動した。テストはしても、使用するところまでは見たことがない。


「彼氏いない歴や性格を恥じる必要はないよ。それは慎重で、回りに流されなかったっていう長所にもなり得るんだから」


「そう……かなあ」


アイは、「なにかひとつ、自分の行動を改善する目標を決めて、それを日々実践するといい」と提案してくれた。


「改善じゃなくても、変わりさえすればなんでもいいよ。ほんの少し勇気を出して、昨日とは違う一歩踏み出すだけで、気持ちが変わるから」


 変わるといわれて、とっさに中坂さんを思い出した。


 ああいうタイプは今まで周りにいなかった。付き合って、なんて冗談だったというし、だったらもう少し喋ってみてもいいんじゃないだろうか。


 それに、少し落ち着いてきて反省し始めていたけれど、あれはきちんとお礼を言うべきだっただろう。おかしな冗談のせいでコンタクトレンズが割れてしまったのは事実だが、それはそれとして私のために地べたを探してくれたのだから。


 私は中坂さんに連絡してみた。


***


 数日後、都心のカフェで中坂さんと会った。


「コンタクトレンズ代は結構です」と事前に伝えておいたけれど、彼は会うなり「これぐらいで足りるかな」と封筒を渡してきた。貰えないと断ったが、


「確かにあれは冗談としてあんまりよくなかったと思う。俺の反省代でもあるんだ」


 というので、受け取っておいた。一応、使わないで取っておこうと思った。


中坂さんは私と同い年だという。働きながら趣味でバンドをしているそうだ。この間背負っていたのは、ベースだった。


仕事でもバンドでも、あまり出世したいというような気持ちはないらしい。そこそこきちんと働きながら、余暇もきちんと楽しみたいタイプなんだと自分のことを語った。


(なんだかほっとできるなあ)


 今の私のまわりは、仕事一直線の人が多い。単なる価値観の違いだから悪いとは思わないけれど、ときどき息が詰まることがある。私も仕事は好きだけれど、そこまで強い思い入れはない。まだ先の話だろうけれど、結婚して辞めてもいいと思っているぐらいだ。


 ふいに、中坂さんが私をじっと見ていることに気づいた。


「何か」


「あのね、付き合って下さいって言ったのは冗談だけど、好みのタイプって言ったのはホント」


 悪びれた様子もなく普通の調子で言うものだから、私も最初は「そうなんですか」と普通に頷いてしまった。


挿絵

「……えっ!?」


 顔が爆発しそうに熱くなったのは、それからたっぷり3秒は後だった。


***


(私にあんなことを言ってくれる人がいるんだなあ……)


 帰宅すると、嬉しいというよりも、不思議な気分になった。


頭の中に、山県さんと中坂さんがぼんわり思い浮かび上がる。二股をかけるつもりなんてない、というより、そもそもそんな器用なことはできないけれど、どちらかのためにきれいになれたらうれしいな、と、ちょっとだけ、思った。


たとえ実らない恋だったとしても、きれいだとほんの少しでも思ってもらえたら……。


アイに相談すると、おすすめのコスメをいくつか教えてくれた。


***


数日後、中坂さんがライブに誘ってくれた。


同じ日、山県さんも、趣味でやっているという水彩画の合同展によかったら来ないかと声をかけてくれた。


「自分のほうからも行動しないと、上野さんもやりづらいかと思って」


 と、照れたように付け加える。


 私は内心、唖然としていた。


(同じ日……)


 会場が離れているから、ハシゴするのは難しそうだ。


 どちらを選ぶべきだろうか。




シーズン1終了

※クリックで投票してください。




タイトルアンケート


● アンシア さん
"飲食店などで男性グループの会話を耳にして、男性視点の理想女性像に思い悩んで欲しいかも。 どうしても「理想の彼女」像に女性は振り回されるので(苦笑)"


● うさぎしゃん さん
"何してるの? 俺も手伝おうか?"


● ??? さん
仕事に打ち込むが失敗してしまう。 更に落ち込む雪奈さんだが、 「いつもの君らしくない失敗だね、何かあった?」と声をかけられる。


● 裕子 さん
彼氏いない歴や性格を恥じる必要はないと思います。むしろ自信を持って欲しいです。友人に協力を頼むことだけでも、一歩踏み出した証だと思います。


● すずらん さん
なにかひとつ、自分の行動を改善する目標を決めて、それを日々実践する。


● 純子 さん
"私も引っ込み思案で内気で、そのうえ人見知りが酷かったので、雪奈の気持ちはわかります。 でも、ほんの少し勇気を出して一歩踏み出すだけで、気持ちが変わります。 雪奈にも、ほんの少しだけ勇気を出して、一歩を踏み出してほしいです。 頑張れ!"


● ??? さん
変わりたいけどなかなか変われない自分との葛藤


● ??? さん
頑張ってやる!


● かんな さん
"自分がドキドキするようなセリフ。 でもそのセリフを言われてどんな顔をしてもいいかわからないっていうのが私なんですけどね笑"


● ??? さん
ふらっと入ったお店で意気投合した人からその場で「俺と付き合ってください!」と言われる。


● ??? さん
ホントに、好き!


● ススレモン さん
うっかり和田さんのことが好きだったことを伊川さんにいってしまう。


● きだりん さん
好きになってはいけない相手を好きになって欲しい


● ??? さん
好きな人には他に好きな人(彼女)がいて、それでもがんばるような、普段積極的じゃない子ががんばる感じが欲しい


● りえたん さん
大好き


● ??? さん
頑張って仕事していることを褒めて欲しい!


● とも さん
変わりたいのに変われないことに葛藤する姿






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