『恋欠女子とバーチャル男子』ストーリーD3

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みんなで作る小説!ストーリーD
恋欠女子とバーチャル男子「AI」との恋愛応援物語



タイトルアンケート

■恋欠女子とバーチャル男子ストーリーD

みんなで作る!恋愛応援小説『恋欠女子とバーチャル男子〜AIがあなたのお悩み解決します〜』が新連載としてスタート!アンケートの結果で行方が変わる、恋愛模様に目が離せない!

不思議なアプリ 「バーチャル男子」の開発秘話を公開します!




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2017.5.15 up 「一人の男として」

挿絵


前の撮影、つまり朝川さんに告白された日から2ヶ月ほど後、私たちは再び同じ海を訪れた。


写真素材提供サービスをスタジオで始めたところ意外に好評で、バリエーションをもう少し増やそうということになったのだ。雰囲気のいい場所を背景にした、カップルらしいイメージの男女の写真は、とくに人気があった。


季節はすでに梅雨だったが、雨ならそれはそれで雨模様の海で撮ろうと朝川さんは言っていた。


私はプロとして、これまでに数点だけだけれど写真を買い取ってもらっていた。ほんの数点でも、お金が発生したことには驚きと感動があった。


「これからも、素材として採用できるものを撮ればギャラを払って買い取るつもりだ。俺たちは付き合ってはいるが、これはそういうことには関係なく、ビジネスとして考えてくれ」


 朝川さんはことあるごとに、子供に言い聞かせるように言った。


実際、私はカメラマンとしては子供のようなものだった。それでもこうして成長を続けることができている。それも、とても恵まれた環境で。


「商品を作っているんだと自覚して、プロとして撮影するんだぞ。プロとして腕を磨くには、プロとして扱われるのがいちばん手っ取り早いからな。いやでも技術を身につけなければいけなくなる」


 そんなふうに私を引っぱり上げてくれる朝川さんには、感謝しかない。


 その思いに甘んじることなく、恵まれているのではない人以上に努力しようと私は心に決めた。


 私はカメラマンを目指した当初こそ、俳優の四谷高志さんのような格好いい男性を格好良く撮りたいと思っていた。だが今はそれも含めて、朝川さんが納得してくれるようなクオリティの写真を撮りたい。


いつの間にか、目標が一段高いところに上がっていた。やる気も以前よりずっと出てきた。


 今まで私は、仕事にやる気なんて持ったことがなかった。どんな仕事をしても面白くなくて、その時間が終わることばかり考えていた。


 でも、今は違う。


 仕事のやりがいはきっと周囲との関係性や、何を期待するか、されるかということで決まるところも大きいのだろう。


朝川さんに期待されることが嬉しい。もっともっと、自分の将来ためにも、彼に認められるためにも腕を磨きたかった。



***


撮影はなんとか雨に降られずに終わらせることができた。


その日の夜は、以前の撮影の帰りに見かけて「雰囲気のよさそうなところ」として話していたホテルに泊まることにした。


突然ではなく、前々からちゃんと話し合っていたことだったが、それでも車が駐車場に入ったあたりからドキドキしてたまらなくなった。


部屋に入ると壁一面が窓になっていて、夕暮れの海が見渡せた。空は今さら晴れてきていて、湿った空気にぼんやり赤く輝いていた。


風景に見とれかけたが、それよりも早く後ろから朝川さんに抱きしめられた。


あまりにもこういうことが久しぶりで、反射的に逃げようとしてしまった。だが朝川さんは私の腕を優しく掴んで引き寄せ、壁に手を突いて私の退路をふさいだ。


「もう仕事の時間は終わりだ。今から俺のことを一人の男として見てくれ」


 顎をくいっと持ち上げられ、キスをされる。あっという間のことだった。




2017.5.16 up 「長くて激しい夜」

挿絵


付き合うといっても、私たちはまだ体の関係にはなっていなかった。あえて言葉にはしていなかったけれど、なんとなく、それはとっておきの日に残しておこうという空気があった。


それでも、キスだけは何度もしていた。挨拶のような軽いキスから、「もしかして、このままもっと先まで進んでしまうのでは」と一瞬思ってしまうような、深いキスまで。


今、こうやってされたキスは、今までの中でも特別に濃厚だった。舌がこれまでよりもずっと奥にまで挿し入れられて、中で熱い嵐のようにうごめいている。私のすべてを奪っていこうとするみたいに。


朝川さんの息づかいが荒い。目を閉じているけれど、きっといつも以上に猛禽類のような雰囲気になっているだろう。狙いを定めた獲物に、風を切って躊躇なく突き進んでいくような激しさをまとっているのだろう。


私は、朝川さんに今まさに捕らえられようとしている小動物だ。でも、それも幸せだった。捕らえてくれたのが朝川さんでよかった。


あまりに強引で、このまま飲み込まれてしまうようなキスに、息を継ぐ間もない。だんだん苦しくなって、ぼーっとしてくる。でも、それも甘美だった。このまま気を失ってしまってもいいかもしれないと、頭のどこかで思うぐらいに。


ふいに朝川さんの唇が離れた。


突然自由になって、何が起こったのかわからずきょとんとしてしまう。


「まずは食事だ。今日は長くて激しい夜になりそうだからな。体力をつけておかないと」


 目だけは鋭いまま、朝川さんは口元だけでニッと笑った。


***


移動して専用の部屋で食べた料理は、一流レストランもかくやというおいしさだった。といっても、一流レストランなんてほとんど行ったことがないのだけれど。


朝川さんは、「今日は記念日になるから」とシャンパンを注文してくれた。でも、飲んだのはほとんど朝川さんだ。私はもともとお酒があまり強くなかったし、朝川さんもそれを知っていて、あえてグラスをほとんど空のままにしていてくれた。


「こういうのは気分を味わうものだからな」


 といいながら、朝川さん自身はぐいぐい飲んだ。知ってはいたけれど、彼はお酒が強い。一方の私はほんの少し舐めた程度で、体がほんのり暖かくなった。


 ううん、シャンパンのせいではなかったかもしれない。


 これから始まることへの、期待もあった。


 部屋に戻ると、一緒にお風呂に入った。温泉のない宿のせいか、部屋のお風呂は大きめにつくられていた。


 恋人同士として同じ湯船に浸かっているのに、私は緊張でずっとタオルで体を隠したままだった。


 朝川さんのほうは、


「今日はお疲れ様。はあ、落ち着く……」


 なんて息とともに吐き出しながら、悠々と手足を伸ばしている。


 この余裕が、ちょっと、うらやましい。


「いや、やっぱりこれじゃ落ち着かないな」


 次の瞬間、お湯の中で、自分の意志とは関係なく体がふわっと動いた。


朝川さんに引き寄せられ、体がすっぽりとその腕の中に収まっていた。まるで人形を愛でるように、朝川さんは私の体を包みこむように抱きしめる。


「こんないい女といて、落ち着けるわけないよな。さくら……」


 朝川さんは首を傾げ、私の顔を覗きこむ。


「お前、本当にきれいになったな」


 また、キスをされた。


 今度のキスは、これまでと違う。これは「何か」を連れてくる、「何か」が始まるキスだ。


 慌てたのか、怖くなったのか、自分でもわからない。私は反射的に顔を背け、朝川さんの腕の中で後ろを向いた。


 朝川さんは私を逃がさなかった。


 追いかけていじめるように、私に背中にキスをする。


「あ……」


 ぞくりとして、吐息が漏れた。


「背中、感じるんだ」


 朝川さんはわざとなぶるかのように、耳元を甘噛みしてくる。


「ひょっとしてもう濡れちゃってる?」


「…………っ」


 答えられないことが答えになってしまうとわかっていながら、答えられない。


「まあ、いいや。すぐにたっぷり確かめてやるよ」




2017.5.17 up 「自分で塗ってごらん」

挿絵


朝川さんは先に洗い場で体を洗った。私は恥ずかしくて、背中を向けたままでいた。


「じゃ、俺は先に出るからな」


 シャワーの音が止まった後、朝川さんの声が背中にかかった。


「お前も早く来いよ」


「は、はい……」


 バスルームのドアがパタンと閉まる音がした後、ようやく湯船を出ることができた。


 体を隅々まで丁寧に洗ってバスローブを羽織り、バスルームを出た。


「ひゃっ!」


 思わず甲高い声をあげてしまった。同じくバスローブ姿の朝川さんが立っていたのだ。


「そ、そこで待っていたんですか?」


「遅いから迎えにきた」


 朝川さんの目は、いつもよりも鋭いような気がした。こんな状況ではなかったら、少し怖く感じてしまいそうなぐらい。ううん、今だって少し怖いようでもある。


「すみません」


 言い終わるよりも早く、体が持ち上がった。


「わっ!」


 私はお姫様だっこの形で抱き上げられていた。


「あんまり待たせるなよ。もう止められないぞ」


 そのままベッドに運ばれた。


 羽毛を置くような手つきで、ベッドに仰向けに降ろされる。


 朝川さんは私を見下ろしてニヤリと笑った。


 なにか、ある。そう直感した。


「これ、何かわかるか」


 朝川さんはベッド脇のサイドテーブルから、小さなコスメを取り出した。


「リュイール ホット……?」


「そうだ」


 それがここにある経緯を思い出して、私はますます恥ずかしくなる。


 数日前、私たちは朝川さんに促されて一緒にラブコスメのサイトを見ていた。


「特別な日にしたいから、特別なコスメを使おう。さくらが使ってみたいものを選んで」


 そう言われて、私が選んだのがリュイール ホットだった。ほかにもローションのお風呂「トロケアウ」や、食べられる甘いローション「ラブシロップ」も気になったけれど、塗ったところが敏感になるというのに、女性として興味があった。


「自分で塗ってごらん」


 小さなケースを渡される。使い方はわかっていた。


 蓋を開けて、とろりとした透明な液体を指に出す。その指を、そっと、体の芯に近づけた。


 朝川さんは目の前で私の様子をじっと見つめている。


 恥ずかしい。でも、いやとはいえない。いやどころか見られているだけなのに感じてしまって、頭がぽうっとしてしまう。これもリュイール ホットのせいだろうか。


 塗ったところがだんだん熱くなってきた。じんじんしてきて、何もしていないのに早くここに、欲しくてたまらなくなる。


 朝川さんは私にぐいっと顔を近づけた。


「お前はどんどん綺麗になるな」


 嬉しい。でも火照った顔を見られるのは、少し恥ずかしくて目を逸らした。


「お前が写った素材に恋する男が出てきそうだ。俺のものだっていう印をつけたい。抱くぞ」


 朝川さんは私の顎を軽く掴み、自分のほうを向けてキスをする。


 片方の手が私の肩を撫で、胸へと滑っていった。


 柔らかな肉の感触を味わうように動く。


「あんっ……」


 指が胸の頂に触れる。そこはすっかり硬く尖っていた。

 同時にじゅんっとあそこが一段と潤ったのがわかった。


「きれいだ。もっと見せて」


 朝川さんはキスする場所を胸に変えた。両手で乳房を揉みながら乳首を舐め、舌先を絡める。


「おいしい、さくらのココ」


「あ、ああ……ん」


 どんどん声が大きくなってしまう。


「かわいい。もっといじめたくなる」


 朝川さんの指と舌の動きは、止まらない。




2017.5.18 up 「まだまだ、これからだよ」

挿絵


胸をじっくり舐めているうちに、体の芯がさらに熱くなる。自分でも意外に思うぐらい濡れてきた。


(早く……)


 口には出さないけれど、私はその部分に朝川さんの手が届くことを望んだ。


 でも、なかなかそこには触れてもらえない。


 腰が、彼の手を求めて勝手に動いてしまう。


「やだっ……」


 私は思わず顔を背けた。自分でしたことが信じられない。


「きれいだよ。もっと見せて」


 朝川さんの手が私の頬をそっと包む。


優しい、と思ったのも束の間、彼はすぐにサディスティックな言葉を口にした。


「かわいい。いじめたくなる」


「んん……っ」


 なぜか、その言葉に感じてしまう。


 指先が、やっと「その部分」に達した。撫でられるだけで、花びらがどんどん開いていくのがわかる。じわじわとした熱さは、さらに増していた。


「濡れすぎ。溢れてるぞ」


 朝川さんは囁いて、指を中に入れた。


 くちゅ、くちゅ……と音がはっきりと聞こえた。


「俺を欲しがって吸いついてる」


「は……あっ」


 中指の動きに誘われるように、脚が自然と開いてしまう。


(あ……だめっ)


 まだかすかに残っていた理性で、その脚を閉じようとした。だが、それも無駄な抵抗。朝川さんはもう片方の手に力を込めて、ぐいと脚を押し開いた。


「やあ……っ」


 彼は指をさらに深く入れて、私の感じるところを巧みに攻め続けた。


「あ……あ、ふぁ……んっ」


「欲しいものがあるんだろ。中の動きでわかるぞ。何が欲しいのか、言ってみるんだ」


 私は、言えなかった。そんな恥ずかしいこと、絶対に言えない。


「強情だな」


 おしおきされるみたいに、指の角度が少し鋭くなる。気持ちいいところをえぐるように指が動いた。


「ダメっ……そこは、本当にっ」


「ふうん。じゃあもう一度聞くぞ。何が欲しい?」


 何度か同じように攻められた後、やっと私は「それ」を口にする。


「よく言えたな」


 朝川さんが、ゆっくりと、奥まで侵入してきた。甘い甘いご褒美を、ゆっくりと味わわせてくれるみたいに。


「あ……んっ、あ……っ、ああああんっ!!」


あまりに待ち望んでいた上に、気持ちいいところをこすられてはたまらなかった。奥まで達したと同時に、体が一瞬力が入り、その後すぐに抜けた。


私は、挿れられただけでイってしまったのだ。


「はあ、は……はあ、はあ……」


 朝川さんにもイったことは伝わったみたいだった。


耳たぶをそっと噛まれる。


「感じやすすぎ。そんなに欲しかった?」


「う……」


イったばかりなのに、またぞくぞくしてしまう。


朝川さんは、まだ私の中にいたままだった。

「まだまだ、これからだよ」


彼は腰を動かし始める。


「あ……あう……んっ、はあっ」


 硬くなった朝川さんが、奥を何度も激しく突いた。力強く、同時に包まれるような愛情を感じる。


「キス……しよう」


 突きながら、朝川さんは私の唇を捕らえた。


 キスは、優しかった。


 それなのに下半身は激しすぎるぐらいで、容赦ない。


 とろけるようなキスの感覚と、あそこをひたすらこすられ、突かれる気持ちよさに、どんどん官能が高まっていった。


 中がびくん、びくんと震えた。




2017.5.19 up 「当たり前のことじゃない」


「またぁ……イっちゃうぅぅっ……」


私はあられもない声をあげて、またイってしまった。


 朝川さんはまだ許してくれない。イって力の抜けきった私の脚を抱えて、猛り狂った自分自身を変わらず突き入れ続けた。腰を引かれるたびに、中の襞がめくれ上がって追いすがる。その感覚が、たまらなく気持ちいい。


「こんなの、気持ちよすぎる……おかしくなっちゃう……」


自分でも何を言っているのかよくわからなかった。熱に浮かされたうわごとのようだ。


「中がどんどん熱くなって、ヤラしく動いてる。……俺も、気持ちいい……」


 朝川さんの声からも、少しずつ余裕がなくなっていく。


 端正な顔が、少しずつ快感に歪んでいった。


「……夏生……さんっ、大好き」


 今まで以上に愛しさが膨れ上がって、思いきり抱きつく。


 もっと、いっぱい、めちゃくちゃにしてほしい。口には出せなかったけれど、はっきりと、そう思った。


 朝川さんの眉間に刻まれた皺が、一段と深くなった。


「っく、お前は……そういうことを不意打ちでするんじゃない……」


挿絵

朝川さんはむしゃぶりつくかのようなキスで応える。


腰の動きが早くなった。


腰のくびれを掴まれ、彼の腰を、そして彼自身を叩きつけられるかのよう。少し乱暴。けれど、そこまで私が欲しいのだと感じられることは、信じられないぐらいの快感につながった。


「あ……くぅ、う……さくら、気持ち、よすぎる……」


「んあ、ああ……私もぉ……っ」


「あ、ふ、あ……イクぞ……!」


 ぽん、と何かが弾けた。


 めちゃくちゃに突かれて、今度は奥のほうでイったのだった。朝川さんも同時にイッたみたいだった。


何度も連続でイカされたせいで、私はその後すぐに気を失うかのように眠り込んでしまった。


翌朝は、また朝川さんに迫られた。昨夜があまりにも激しかったので、さすがに朝はないのではと思っていたが、甘かった。


「これは……朝は危険だな」


 朝川さんはまたリュイール ホットを使おうとしたが、すぐに思い直したようだった。


 でも、なしでも十分すぎるぐらい気持ちよかった。


***


 その後も、スタジオオーナーとカメラマンとして、それから恋人同士としての付き合いは続いた。


 私はその後、二年通った専門学校を卒業し、カメラマンとして独り立ちした。仕事の件数はまだ少ないが、それでも順調に増えている。なんとかやっていけているのは、スタジオの素材撮影の仕事があることが大きい。


 最近は、朝川さんにプロポーズもされた。


 私は恵まれていた。仕事も、恋も。


 でもこれは当たり前のことじゃない。だからこそ、これからも続けるんだ。仕事の技術を上達させることも、自分磨きも。


 朝川さんが隣にいてくれるから、頑張れる。


***


 私、中里たまきは写真スタジオでバイトする沖井昌太郎との復縁を望んでいた。


 私たちは大学2年生。同い年で、同じ地元だった。昌太郎から告白されて、高校1年の頃から付き合っていた。私の何がよかったのかは、いまだによくわからない。


通っている大学は違うが、進学のときに相談して、会いやすいところにした。今はお互い、電車で二十分ほどのところに住んでいる。


会うのは主に週末だけだった。だがその回数はだんだん減っていった。お互い何かと忙しかったのだ。私は主に温泉研究会のサークルで、昌太郎はバイトと学業の両立で。


昌太郎がスタジオでバイトをしているのは、べつに写真関係の仕事を目指しているわけではなく、時給がそこそこ良くて長時間働けるからだそうだ。昔からのんびりやだった私とは逆に、頭の回転が速くて何事も器用にこなせる昌太郎は、オーナーやその彼女にも気に入られているようだった。


そしてついに、昌太郎は私に別れを切り出した。一月ほど前だった。


親に無理を言って進学させてもらったし、学業もおろそかにしたくないからとのことだった。

嘘ではないと思う。昌太郎は昔からマジメで親思いだったから。


でも、そんなことは関係なくもうダメなのかもしれない。昌太郎の心はもう冷めているのではないかというのは、大学1年の中頃からずっと感じていた。今は梅雨の時期。だからもう、だいぶ前からだ。


私はまだ、昌太郎が好きだ。会う回数は減っていたが、私のほうは会いたかったし、時間も何とかつくるつもりでいた。忙しいなんて本当は昌太郎の負担にならないように言ったウソで、実際にはけっこう時間があった。


でも私、知ってる。こういうときにむやみに追いかけるのは逆効果なんだ。だから黙って耐えた。部屋の合鍵もいわれるままに返した。自分から連絡しないように頑張った。


しかし、状況はまったく変化しなかった。


(諦めて先に進んだほうがいいのかな。新しいバイトも決まったし、出会いはまたあるかも……)


私はちょうど、「アイ」というAIをつくるIT会社での雑務のバイトが決まったところだった。時給がいいので倍率が高かったが、温泉研究会での活動の話を面接官にしたらなぜかウケたのだ。温泉のウンチクがあんなところで役に立つとは思わなかった。


さて、どうしたものか。




シーズン1終了

※クリックで投票してください。




タイトルアンケート


アンシア さん
朝川さんから、読んでいて胸キュンしちゃう台詞とか言って欲しいですね。


さくら さん
壁ドンからのぐいドン ドS男子多目でお願いします


??? さん
耳をあまがみしながら、 「実はもう濡れちゃってる?」


??? さん
自慰


けい さん
壁ドンして、「僕のこと、一人の男として見てくれるかな?」と言いつつ、激しく唇を奪われる。


裕子 さん
君はどんどん綺麗になっていくから、君が写った素材に恋する男が出てきそうだ。俺のものだっていう印をつけたい。愛してる。 いつも楽しみにしてます。自分の考えたセリフ、というか妄想が採用されていると、話に参加しているという実感がわき、嬉しいです。


ゆき さん
焦らしながらあそこを触ってくる


??? さん
胸を舐めて欲しいです


??? さん
トロトロだね


かおり さん
すこし意地悪な言葉遣いをするけど、触るときはすごく優しい


??? さん
○○綺麗になったね。


りぃたむ さん
濡れてるよ?


ずらまる さん
疲れてるからしないかなと思ったら求めてくるシチュエーション


??? さん
ツンデレであってほしい


あげは さん
お姫様だっこ


桃奈 さん
押し倒して激しく求めてほしい


ひまわり さん
S男子希望です


とーすと さん
どこ触ってほしいの?


??? さん
優しくしてほしい


HEAVEN さん
こんなに激しく愛されたのは初めてです。 まだまだこれからもっと抱いていくよ。


たぁこ さん
恥ずかしがって後ろを向く主人公に、抱きしめながら背中にキスしまくる


たんたん さん
恋人がいない時の自分磨きに役立つのではないかと思います。


??? さん
リアルな感じが面白いです。


るん さん
いくら果てても次から次へと刺激を与えてほしい。その間ずっと、言葉攻め(笑)


ルーブル さん
今日もお仕事お疲れ様 と言って欲しい


麻里奈 さん
綺麗だよ。もっと見せてと言ってほしいです。 可愛い、いじめたくなるとSっぽいことも言ってもらいたいです。


のうきっこ さん
Hのときに、意地悪してほしい。 「どこに欲しいか、いってごらん?」


みたいな ??? さん
顎クイからのチュー


ゆう さん
だーいすき


??? さん
乳首をいじる


道綱母 さん
たくさん優しいキスをしてほしい


??? さん
もう我慢できない


しぃま さん
強引に迫られるのはどんな女の子でも嬉しい展開だと思います!


??? さん
腕をつかんで引き寄せて抱きしめる


るいちぃー さん
結婚しよう


きょおん さん
背中にキスで「あれ、こんなところが感じるなんて知らなかった」と言ってほしいです。


??? さん
優しくしてほしい


がーさん さん
抱き寄せ、愛していると囁いてキス。


??? さん
「美味しい」と言われたいです。 恋欠中は自分磨きの大切な時間です。慌てず、焦らずそして自信を付けませんか。






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