

ジャワ語、インドネシア語で「客、もてなす、植物等から作られたクスリ」という意味の「ジャムウ」。
ジャムウは、天然材料を調合したインドネシアの民間伝承薬素材で、古来より各家庭等で受け継がれてきました。まさに、インドネシアの伝統的な知恵の結晶といえます。

ジャムウの歴史はとても古いもので、起源はおよそ千年以上も前。インドからインドネシアにヒンドゥー教が伝えられた時にさかのぼると言われています。このときヒンドゥー教の思想と一緒に伝えられたのが、ジャムウの元となるインドの予防学だったのです。
インドネシアの人々は、この予防学の中にあるハーブの調合方法などを元に、インドネシアに自生する植物や自然素材を原料として民間伝承薬素材を作り、改良・発展を重ねて行きました。その数は、数百種類にも及びます。
使われている原料は、ヤシ、ショウガ、コショウ、ハチミツ、ココナッツなど日本人でも馴染みのあるものから、マソイ、ガンティなど現地でしかわからない植物や自然素材です。
目的・用途に合わせた「ジャムウハーブ」を使用することにより、優しく身体に働きかけ、コンディションを整えるという点が、「ジャムウ」の魅力です。
特に生活に根付くお悩みをケアするものが豊富で、女性特有の体の悩みや古い角質による黒ずみ、頭皮・頭髪の臭い、産後の肌対策など。インドネシアではあらゆる体のお悩みを、「ジャムウ」によってケアしてきました。
そんなジャムウの調合方法「ジャムウ・レシピ」は、ドゥクンと呼ばれる専門家によって受け継がれるものもあれば、代々母から子へと世襲されるものもあり、部外秘とされながらも細々と一部の人々によって現在へと伝承されています。

「ジャムウ」は、特に女性によって、家庭の健康のためや、女性のコンディションを整えるために継承されてきました。
"女性の身体に負担をかけることなく、美しく健やかな毎日"
女性に寄り添って考え出されているため、ラブコスメでは、「ジャムウ」の魅力を日本でも伝えたい!そう考えました。

インドネシアで長い年月をかけて伝わってきた「ジャムウ」が、日本では全く注目されていない2003年頃。
ラブコスメでは、現地の「ジャムウ」をヒントに、日本人女性に合わせた「LC’Sジャムウ」を独自に開発し、販売を開始しました。
それまで、「ジャムウ」は体系化されておらず、科学的な根拠も乏しいとされていたため、 中国の「漢方和漢」やインドの「アーユルヴェーダ」に比べて認知が少なく、研究や商品化も進んでいませんでした。
しかし「ジャムウ」は日本人女性にとって必要なものである!と確信していたラブコスメは、「日本人女性のお悩みに特化したジャムウを作れないだろうか…」そう考え、3つのテーマを掲げ、「LC’Sジャムウ」の商品開発に挑んだのです。
ラブコスメの「LC’Sジャムウ」シリーズのお約束

当時の調査でデリケートゾーンのケア方法に悩む方が多いことがわかりました。 そこでデリケートゾーンの臭いや黒ずみ※といった悩みを主軸に、 バストトップの黒ずみ※や、脇・頭皮の臭いなど、女性が密かに抱える悩みに特化したアイテムを、数多く取り扱っています。
※汚れや古い角質による
2.満足いただける使用感日本とインドネシアでは生活習慣や気候などが違うため、インドネシア伝承の「ジャムウ」を、そのまま日本人が利用すると合わないこともあります。
そのため、日本人に合わせた調合・処方を行い、満足いただける商品づくりを目指しています。
3.不要な成分を使わないラブコスメのこだわりとして、デリケートな部位に使うことを考え、合成香料・合成着色料・動物由来原料などの使用は控えています。
この3つのテーマを元に、確立したのが「LC’Sジャムウ」。
2003年に発売の『LC’Sジャムウ・ハーバルソープ』を皮きりに、様々な日本人女性のお悩みに寄り添う商品を開発してきました。
それから現在に至るまで人気の「LC’Sジャムウ」シリーズ。 創業時に掲げたこの3つのテーマを守り続けていることも、長く愛される理由だと感じています。
「LC’Sジャムウ」こだわりの成分ラブコスメが考えるジャムウハーブをについてご紹介します。

商品 | 臭い | 黒ずみ | 保湿・乾燥 | 不快感 | |
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創業以来の人気No.1 | ◎ | 〇 | - | - |
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黒ずみケアならこれ | 〇 | ◎ | 〇 | - |
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肌を引き締めたいときに | ◎ | - | 〇 | ◎※デリケートゾーンに付着したおりものによる不快感 |
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ふっくら感・見た目をケア | 〇 | - | ◎ | 〇※下着の中の不快感 |
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ラブタイム前に | 〇 | - | ◎ | ◎ |
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初心者さんにおすすめ | 〇 | 〇 | 〇 | - |
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お出かけのときにも | 〇 | - | - | ◎ |
自然派石けんの魅力をもっと知りたいあなたに

独自製法の丁寧なハンドメイド。
だから、1日10人で製造して、わずか600個しかできません。
インドネシアでずっと伝え続けられてきた健康と美容のための「ジャムウ」。
日本人に合わせた品質で、満足を感じていただけるように、成分や製造法にもこだわっているのです。
ラブコスメでは2003年の創業当時から、
ずっと変わらずインドネシアの専門工場で、固形石けん3種※を手作りで製造を行っています。
※『LC’Sジャムウ・ハーバルソープ』・『LC’Sジャムウ・ハードバブル』・『LC’Sジャムウ・ビューティーバブル』

「ジャムウ」の代々受け継がれてきた伝統が、意図していないところで広まってしまう…という考えから、
ラブコスメスタッフも一部しか工場へ足を踏み入れたことはありません。 まさに秘密に守られた特別な工場なのです。
さらにこの工場で、日本用に製造しているのは、私たちラブコスメだけ。
また、オートメーション化ではないからこそ、手作りのあたたかみや、植物の魅力が閉じ込められたソープに仕上がっています。
現地の方の「全ての工程を機械化してしまうと、LC’Sジャムウのソープは絶対に出来ない」という、培ってきた伝統とゆるぎないこだわりの元、熱い想いで作られています。

@使用感
化粧品の製造は、とてもデリケート。 工場の温度、湿度、材料を調合する人などが1つでも変わると、使用感が変わってきます。
固形石けんでしか得られない洗い上げた後のすっきり感、さっぱり感!
この形状で今の製造条件だからこそ、お客様に満足いただける使用感をお届けできるのです。
A素材
動物由来やケミカルな素材をできるだけ使いません。そして、植物素材にこだわっています。
どうして「植物素材にこだわる」のか。それは、5年後、10年後も、こだわりのない商品を使い続けたら…?
想像したときにラブコスメでは、本当に長い年月で見て信頼して使っていただける商品以外は、お届けをしたくないと考えています。
だからこそソープ3種は、低刺激を追求。さらに厳選した「ジャムウハーブ」の素材、独自のブレンド方法にこだわっています。
B社会貢献
ソープ3種はインドネシア現地の工場で製造し輸入することで、これまで20年近く現地雇用を促進してきました。化粧品原料なども貧困地域からの輸入を行っています。
現地の伝統とこだわりが詰まった固形石けんの生産を通じて、インドネシアへの社会貢献、SDGs(貧困をなくす:GOAL1:ターゲット1.2)への取り組みを行っています。