

「もう一度、恋がしたい…」そんな想いになることはないでしょうか。
付き合っている人はいる。なのに、すっかり関係がマンネリ化して、お互いが空気のようになってしまっている。
恋に落ちた時の、熱い想いをもう一度思い出したい…。
今回は、そんな悩みを持つあるカップルのお話を、人気イラストレーターの平泉春奈さんに描いていただきました!
2人はどのように変わっていくのか?
ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。

一体なぜ、こんな気持ちになったんだろう。
彼女と恋人関係になって3年が過ぎていた。
今では「お互い仕事優先」が合言葉のようになっていて、
決められたルーティーンの中に彼女と過ごす時間が組み込まれていた。
それはまるで、足りない部分をただ埋めるかのような恋愛。
近頃無性に、彼女に恋をしていた頃のことを思い出す。
「ごめん、待った?」
彼女の声で現実に引き戻される。
ドキッとした。
彼女曰く、「デキる女は隙を見せてはいけない」とのことで、
いつも長い髪の毛を固くまとめていた。
まるで鎧をまとう兵士のように。
でも今、目の前にいる彼女は長い髪を下ろしフンワリなびかせていて、
その姿は、あの頃……彼女を好きになったあの頃と、同じだった。
愛しい記憶が蘇る。
少し近づくと彼女の髪からわずかに甘いベリーの香りがした。

返事が来る前に、彼女の髪の毛に手を伸ばす。
サラリと指を髪に絡ませて、手はそのまま彼女の耳に。
「……っ」
彼女がピクリと動く。
ああ……俺はなんて大切なものを過去に置き忘れていたのだろう。
彼女に伝えたい、この気持ちを。でもなんて言えば……
「……ねえ、今度、一泊でもいいからどこか出かけない?」
「え?」
「最近思うの。私、仕事も凄く大事だけど、それ以上にあなたの事が大事だなって。」
「……」
「私、あなたとちゃんと向き合えてなかった。
あなたしか見えてなかったあの頃よりは大人になったけど、
凄く大切なものまで若かった頃に置き忘れてきちゃった気がして……」
「……」
「っていうか……寂しいの。すっごく寂しいの!」
少し潤んだ彼女の瞳は真っ直ぐに俺だけを見つめていた。
俺は、彼女の手を強く握って、彼女の耳元に口を近づけた。
「もう一度、お前を本気にさせるから。あの頃以上に……」


「ほら、早く来いよ」
「ちょっと待って……」
一緒にお風呂なんて何年振り?って感じで、妙に恥ずかしい。
「あのさあ、お前の裸なんてこちとら見慣れてるっつうの」
憎たらしい言い方をされて少しムッとしてたら
無理矢理彼に手を掴まれて湯舟に引き込まれる。
トロリとしたローションのような液体。これは……
思わずヌルヌルになった自分自身を撫で回す。
「これ……なんかすごい」
「いいでしょ?」
「……ちょっとエロ過ぎ……」
「いいんだよ、お前とエロいことしたかったんだから」
そう言って彼は私を抱き締めて、首筋に舌を這わせた。
私の太ももから内側に向かって手を滑り込ませる。
あまりにも滑りが良くて、その指先がすぐに秘部に触れて、
思わず声が漏れた。

「気持ちいい……」
驚くほど素直に言葉が出た。
身体だけじゃない、脳が、心が、気持ち良かった。
「やばいなこれ……」
彼の動きが止まる。
「もう我慢できないんだけど」
そう言って彼は私の肩に顔をうずめた。
「そんなに私としたいの?」
さっきのお返しとばかりに意地悪気に言うと、彼は意外にも素直に
「したい」
と言って私の手を掴んだ
「ベッド、いこ」
妙に真剣な眼差しで言うものだから、思わず笑ってしまった。
大切なパートナーと、心の底から「とろけ合う」…。
そんな体験をしてほしい!という想いから、非日常的な空間を演出して、2人が没頭できる「とろけ合える」ローションを作りました。
お風呂に入れると、お風呂全体がローションに!
ただ一緒につかっているだけで気持ちよくなり、肌を重ねることに没頭してしまう…。
2人の大事な1日にぜひ使ってほしいです。


長いことくすぶっていた気持ちがあるべき場所へ帰っていく。
そんな夜だった
激しくキスを繰り返しながらお互いのバスローブを剥ぎ取り
彼の髪の毛に両手をくぐらせてこちら側に体重をかける。
私達は勢い良くベッドに倒れ込んだ。
長い愛撫だった。
彼に触れられた部分全てが熱を持って熱くなる。
彼の長い指が欲しがる場所に入り込み、探るように私の中を掻き回す。
内側に痺れるような熱い快楽を感じた。

彼はあまり泣き言を言わない。
それはいつも前だけを向いて
過去を振り返らないという姿勢の表れで、
私もこんな風に強い人間になりたいと思った。
いつも大人びているけど、
どこか年相応の子供っぽさもあって、
たまに見せる眩しい位の笑顔に心がときめいた。
私が自己嫌悪に陥るような欠点を、
彼は「長所だ」と言ってくれた。
「欠点も裏を返せば長所になるんだよ。
そんな風に考えたら、
絶対自分を嫌いになんてならないよ」
今でも心の中に残しておきたい宝物みたいな言葉をくれた人。
私は大切なものが滑り落ちていかないように
必死に彼の背中にしがみついた。
「好きだよ」
不意に耳元で低く囁かれた。
それは、ずっと……聞きたかった言葉だった。
最近、パートナーとのラブタイムで悩みはありませんか?
・マンネリ
・感じられない
・違和感を感じる
・乾きやすいなど…。
女性の身体はとてもデリケート。
上手く行かない、と思う時は特別なコスメでケアしましょう。
女性のデリケートな部分に塗り込んでマッサージすると、
潤いがプラスされ、心身ともに開放的に!
2人の特別な夜にも◎です。



「付き合いが長くなるとどうしてもマンネリで…」そんな声がお客様から寄せられることがあります。
ラブコスメでも商品やコラムで解決策を提案していますが、実際の等身大のカップルの悩みをお話にできたら…。
そこで、素敵な恋愛のイラスト&ストーリーを描かれる平泉春奈さんに相談し、この企画をスタート!
以前からラブコスメの商品をテーマにInstagramで投稿していただいていましたが、今回は初めての3部作としてこれまで以上に重厚なストーリーとなっています。
先の展開を私は知っているのですが…これからどんどん2人の愛が再燃し盛り上がっていきます!
一ファンとして私も見るのが楽しみです(笑)
皆さんも注目してみてくださいね!


平泉春奈さんに、この3部作に込めた想いを語っていただきました!普段から男女の愛をテーマに繊細なイラストとストーリーを執筆されている平泉さん。どのような想いを込めていただいたのでしょうか。

なので、3部作の連載となればもっと物語を深く掘り下げることができ、官能も突き詰められるー!!と、ワクワクした気持ちでいっぱいでした(笑)絶対に最高の作品にしよう!と思いましたし、そうできるはずだと確信もありました。


心情は主役のみしか書けないですが、相手の台詞や動作によって、相手がどう感じているのかを主観側である登場人物と読み手が同時に想像できるような……
心がリンクし、自然に感情移入できるような、そんな作りになるよう心掛けました!


マンネリを感じ始めたら、それは次のステップに進める大きな岐路に立てた、ということなのではないでしょうか。むしろそれはチャンスとも言えます!
2人で次のステージに進むために必要なことはなんだろう?足りないものはなんだろう?それを2人で一緒に考えてみましょう!
信頼関係も絆も既にできてます。だから思いっきり次のステージに進むために楽しんじゃいましょう!
どんな事も考え方次第では幸せで楽しいものに変えられます。私はマンネリ化を1つの『楽しいイベント』だと思って向き合えたら、最高なんじゃないかと思います。
