『ナミダ』の口コミ-むぎさんの、まつ毛(喜びローション、商品の組み合わせ)に関する体験談

2013.09.105

彼の心を再び開けたのはナミダのおかげ

むぎさん（33歳 / 介護福祉士）

ナミダの発売を見た時、ものすごく感慨深い気持ちになりました。何故なら、私と彼氏がまだ、ただの仕事仲間だった頃、距離が縮まったきっかけが「不意に私の涙を彼に見られてしまった事」だったからです。

当時の私は仕事で行き詰まり、ものすごく悩んでいました。元々要領が良くないので、毎日が失敗の連続。ある日大きな失敗をして、自分が情けなくて事務所で一人で泣いてしまったのをたまたま入ってきた彼に見られてからというもの、ものすごく親身に相談などに乗ってくれるようになりました。それから約半年後に彼から「お前を見てたら心配で仕方ないんだよ！だからオレが全力で守ってやる！」と言われ、いきなり抱きしめられたのをきっかけに、私たちは付き合うようになりました。

だから「ナミダ」の商品詳細ページにある文章を読んで、当時を思い出して懐かしくなり、ついつい購入してしまいました。

でも、私たちは付き合ってもう１０ヶ月になります。時々喧嘩もするようになり、私の涙も彼は見飽きているし、私自身も彼と対等に言い合えるほど強くなってしまいました（笑）それでも、当時の感傷にふけりたい私は「いかに泣いているように、はかなげに見せるか？」かなり試行錯誤しました。今ではお互いすっかり慣れてしまい、もう当時のように「守ってやる！」なんて言葉は聞けなくなってしまったので、もう一度聞いてみたい気持ちもありました。

最初は商品説明をよく読まずに普通にアイラインのように引いてしまったため、はかなげと言うより華やかな印象に仕上がってしまいました。それはそれでキレイでしたが、彼に会っても言動に何も変化はなかったので、再び研究することに。

やはり商品説明にあるように、ちょんちょんと点を置くように、範囲も目尻から黒目部分までで目頭までは引かない方が、はかなげな印象ですよね。偶然の産物ですが、さらに下睫毛の先にもちょっとだけ付けると良い感じに仕上がったので、一人で満足。

同時に購入したキリンの睫毛マスカラもつけると、印象的な漆黒の睫毛のお陰でよりナミダが際立って、ますますはかなく潤んだ瞳に見え…。次はいつ使おうかな？とウキウキしてました。

そんなおり、職場では彼氏が原因でちょっとした騒動があり、どうにも歯車が噛み合わないまま、どんどん悪化してしまいました。元々彼氏は楽天家な方でしたが、今回の件ではすっかり参ってしまい、職場ではほとんど笑わなくなってしまいました。見るに見かねて、心に良さそうな本を見つけてプレゼントしてみたり、相談に乗ろうとしたりしましたが、「大丈夫？」と聞いても「何も問題はないよ」といつもはぐらかされてました。そもそもの原因は彼氏なので、心を鬼にして説教めいた事もしてしまいましたが、彼氏はプライドが高い人なので喧嘩になるだけ。「どうせオレの事なんか誰も理解してくれないんだ」とますます心を閉ざす一方で…

ついには大喧嘩になり、「オレばかり悪いみたいに言うな！！もうやってられるか！！こんなところ辞めてやる！！」と完全に怒らせてしまいました。彼氏は一度自分で決めたら周りが何を言おうと絶対に貫く人なので、下手したら翌日には辞表を提出しているかもしれないという状況。

まさに本末転倒。彼の為を思って言った事も全て裏目に出てしまいました。もうどうしようもないなと諦めかけていたその時、私の目に飛び込んできたのは…ナミダでした。

冒頭にもあるように、このナミダは「私が昔の感傷にふける為」「あの時の『守ってやる！』という言葉をもう一度聞きたい」その為に購入したものでした。だけど、今のこの状況は…。そこで私はとても大切な事に気付きました。

些細な出来事から歯車が狂い始め、誰からも理解されないと思い込み、周りの全てから心を閉ざして…今、心の中で涙を流しているのは彼。あの時からずっと守ってもらい、ようやく笑えるようになった自分が今すべき事は、ありきたりのアドバイスでも、まして説教でもなんでもなく。まずは共感する事。寄り添って一緒に泣いてあげる事。狂った歯車の調整はそのあとで一緒にすればいい。

そう思った私はすぐさま準備して彼の元へ向かいました。もちろんナミダでメイクする事も忘れずに。キリンの睫毛マスカラもつけました。メイクに「貴方は一人じゃない。貴方が辛いなら私も辛いんだよ」というメッセージをこめました。自分を可愛く見せる為のメイクではなく、共感する為にメイクしたのは初めてです。

もう夕暮れ時…『いつもの場所』に彼はいました。約束した訳ではなく、一方的に「今から行くから待ってて」とメールしたのですが、ちゃんと彼は待っててくれていました。

彼の車に乗り込んだものの、まず何をどういえば良いのか分からず、ただ黙って隣の彼の手を握りました。彼もまた私の手を握り返してきたので、しばらくずっとそうしていました。そうしながらも彼の顔をちらっと見ると、やはりかなり落ち込んでいる様子。とりあえず喧嘩の尾は引いていないようだったので、励まそうとするも全て空回り。ほとんど返事が返ってこず、すっかり途方に暮れてしまった私は言葉を発するのをやめて、彼をじっと見つめました。

すると、不意に手を引かれて抱き寄せられました。「やっぱり良い匂いする…」彼はマスカットフレーバーが大のお気に入りなので、その時もナデテ・リビドー・ヌレヌレのマスカット系３点はいつも以上につけていました。おそらく香りで癒されたかったんだと思います。黙って抱きしめたまま、なかなか離そうとしませんでした。

日が沈むのはあっという間で、彼が私を離した時は辺り一面真っ暗闇、月明かりだけが車内を照らしていました。どちらからともなくキスした後、互いに見つめ合いました。「絶対に辞めないでね。やっぱり貴方がいなくなるのは寂しい・・・だから一緒に頑張ろう」一番言いたかった事がそこでようやく言えました。「辞めないよ。オレはお前がいるからこそ頑張れる」静かに微笑みながら、力強くそう言ってくれました。

かつての「守ってやる！」も良い思い出ですが、今の私が一番聞きたい言葉が聞けました。目は口ほどにものを言う。どんな言葉を並べても、閉ざされていた彼の心を再び開けたのはナミダのおかげだったと私は確信しています。

前述したように、彼は一度言い出したら貫く人なので、辞めないと言ったからには一層真剣に仕事に打ち込んでくれるかと思います。私自身も「相手の気持ちに寄り添う」という一番大切な事に気付けました。これからは何か問題があっても頭ごなしに否定したり、無闇に説得しようとするのではなく、まずは共感する事を第一に考えたいと思います。

かなり長くなってしまい、申し訳ありません。今回は本当に救われた思いだったので、どうしても詳細を報告したかったのです。この度は本当にありがとうございました。

このお話（体験談）のもとになった商品はこちら

ナミダ

目元がうるうるキラキラに…！パールから生まれた、アイコスメ♪

￥1,924（税別）

投稿数93 もっと読む お気に入りへ登録