エッチでイケない｜セックスのお悩み相談室

まるお さま
こんにちは。前回の質問でも回答させていただきました。

いろいろな要素が絡み合っている問題ですね。
まず、ちょっとお伺いしたいのですが、
私は、彼氏さんの女性経験がかなり少ないのではないかと思いますが、
まるおさんの目から見て、いかがでしょうか？

文面を拝見いたします限りですが、
彼氏さんも、まるお さんも、
「セックスのときに、気持ちいいところを刺激してあげたらイクことができる」
という風に考えておられるようにお見受けいたします。
男性がイけるかどうかは、まぁ、わりとそういう要素が高いのですが、
女性に関しては、気持ちいいかどうか以前の問題として、
相手への信頼感やリラックス、そして、自分の乱れた姿をさらしても構わないという安心感、
といった、「心の準備」の部分が整わないと、
単に肉体的な刺激だけではオーガズムに達しにくい、と私は思っています。
（男性でも、やっぱり緊張しすぎるとイけないことがあります）

しかも、その「心の準備」ですが、
人間の心には意識（顕在意識）と無意識（潜在意識）の２つがあるといいますが、
主に無意識の部分で「心の準備」ができていないと、
セックスの最中に、気持ちよくなってきても、無意識がブレーキをかけてしまうので、
「気持ちいいのにイけない」という状態にはまりがちです。

そこを何とかするのは、主に男性のリードの仕方なのですが、
２回目でバイブに頼るというのは、つまり、
彼氏さんが、まるおさんの「心」よりも、肉体的刺激を増やせば上手くいくだろうと
考えていることの表れではないかと思って、ちょっと心配しております。

彼氏さんに、「頑張っていろいろ試してくれるのは、気持ちは嬉しいんだけど、
あんまり私（まるおさん）がイクことにはこだわらないで。
私（まるおさん）は、貴方（彼氏さん）と一緒にいるだけでうれしいの。」
みたいな感じで、（多少嘘が入ってもいいです）、
まるおさん自身の「イクことができないのでプレッシャーになってきています」という気持ちを
彼氏さんにお伝えしつつ、
お付き合いしてまだ日が浅いこともあって、心の結びつきを深めたい、
という風なご希望を伝えていくことが、今は重要ではないかと思います。


もうひとつ、ひとりエッチの方ですが、
「床でしていた」時も、イク感覚には到達していらっしゃらない、という理解で合っていますか？
ひとりエッチの時にも、充分濡れた状態になっているとご自分で思われますか？

前回の質問文とも合せて、「全体からなんとなく」私か感じますに、
まるおさんは、まだ、無意識の部分で、エッチなことに対してバリアを張っている気がいたします。
この無意識のバリアを解く、言い換えると、
自分の乱れた姿をさらしても構わないという安心感を得るために、
何が効果的か私が考えますに、
このＬＣさんのサイトにたくさん掲載されている、気持ちいいセックス・幸せなセックスの体験談を
たくさん読んでみてください。
そして、一つか二つか（もっと多くてもいいですが）、お気に入りの体験談を選んで、
その場面をできるだけ具体的にイメージしながら、何度も読みましょう。
そして、夜寝る前に、布団の中で、
その体験談の主人公を自分に置き換えてイメージしながら、そのまま眠ります。

その時に、あくまでイメージするだけにします。
なんとなく、自分でおっぱいをもんだり、あそこをいじったりしたくなるかもしれませんが、
ぐっと我慢して、イメージするだけにします。

それで、もしも、あそこがびちょびちょに濡れてきて、
ひとりエッチしなければ気持ちが高ぶって寝付けないようになるなら、
「心の準備」はＯＫです。
ひとりエッチの練習に進みましょう。

いくつか、私の想像で状況を仮定して書かせていただいております。
「いえ、そんなことはないです」という部分があれば、コメントくださいませ。

追記：

コメントありがとうございます。
彼氏さんの経験が十分あるなら、
「私、まだエッチは経験が少なくて、
どうしても緊張しちゃって、恥ずかしくなっちゃって、
うまく感じられないんです。
ゆっくり、少しずつ、気持ちよくなっていけるように、
あんまり恥ずかしすぎない感じで、リードしてくださいね」
みたいな、言い方でお願いしてみるのがいいんじゃないかなと思います。


ひとりエッチのことですが、
「あそこがきゅっとなる感覚」が、気持ちいいと感じられていらっしゃるとのことですので、
仰向けで足の力を抜いた状態でも、そうなれるように練習してみましょう。

1)ゆっくり息を吸いながら、おしっこを我慢する筋肉を締める
2)息を２～３秒止めて、おしっこをぎゅーっと我慢する
3)ゆっくり息を吐きながら、おしっこを我慢する筋肉をゆるめる
というふうに、呼吸に合わせて、膣の筋肉を動かす練習をしてみてください。
そして、1)のタイミングで、そっとクリトリスを撫でてみたり、
いじってみてください。
特に2)のステップで、今までうつ伏せでなさっていた時の、きゅっと気持ちいい感じ
に近い気持ちよさが感じられるのではないかと思います。
3)のステップでは、一度クリトリスをいじるのを休みます。
1)～3)を繰り返しながら、気持ちいい感じを股間のあたりに「貯めて」いく
ようにイメージしてみましょう。
最初は弱い気持ちよさだったのが、だんだん気持ちいい感じが強くなってきて、
呼吸が乱れてきて、タイミングが一定しなくなってきたら、
1)～3)のリズムは無視して、クリトリスを好きなようにいじってみてください。

すぐに（１～２回で）イけるところまで上達できるとは思えませんが、
何度か繰り返しているうちに、
気持ちいい感じがたくさん貯められるようになってくると、
だんだん気持ちよさが暴走してくる感じになると思いますので、
その暴走を抑え込まず、自分の体の成り行きに任せてみてください。