ひとりHの道具について｜オナニー・マスターベーションのお悩み相談室

かすみさん、自然児と申します。男性です。

バージンなのにラブローターを使って、大切な身体を傷つけてしなうのではないか、という不安を感じておられるのですね。
ご自身のお身体を大切に思われるお気持ち、かすみさんのしっかりした志を感じます！
また、処女なのに道具でひとりエッチすることにも抵抗を感じておられるのですね。
その戸惑いやお悩み、お察しします。

ローターを使っての一人エッチですが、指を使っての一人エッチでも、爪で身体を傷つける可能性があります。それに比べると、ローターの方が、かえって危険性は少ないような気がします。
もしご心配ならば、ローターにコンドームやラップをかぶせてお使いになると、安心感が高まりますね。

一人エッチは、ご自分の身体と対話することだと思います。
どこを触れば気持ちよくなれるのか？　どのように触れると快感が高まるのか？
一人エッチでご自分の身体と十分に対話をしておくと、実際のセックスでもスムーズに進むようですし、一人エッチで快感を得られると、セックスでオーガズム（イクこと）に達しやすくなるようです。

気持ちの良いセックスのためにも、一人エッチは「必修科目」だと思います。
その方法として、指を使うのが基本ですが、ローターやバイブを使ってさらに快感を探り出すのは、処女であっても何も恥じることではありません（キッパリ！）

ローターは、おもに性器の外側、クリトリスや小陰唇に当てて刺激を楽しむものですね。
膣の中に挿入するのであれば、ローターよりもバイブやディルドがお薦めです。

いろいろ試してみてください。
痛みを感じたらすぐに止めて様子を見ること、これを注意していれば、大丈夫だと思います。
しっかりご自分の身体と対話して、快感を深めていってください。
素敵な対話ができるように、応援しています！

お礼：

丁寧な回答有難うございます。
コンドームやラップという手もあったのですね…!!流石にコンドームを買うのは抵抗があるので、ラップを巻いて使ってみようかと思います。
使い慣れて新しい刺激が欲しくなったら他の物も試してみますね。

かなり長文になりますが、少々おつきあい頂ければ幸いです。

「いくら清潔にしても何処かから傷ついてしまうのではないか」
→いくら気をつけていても、怪我をしたり、病気をうつされたりする可能性があるから、外出しない、という考え方に共感されるのなら、それも一つの生き方かと思います。ご自身のライフスタイルの選択の問題です。

一般的には、生活習慣全般ではそのような態度はとらないけど、社会で注意喚起することが正しいと言われる、ある特定の部分についてはそのように危険を強調して考える方が多いと思います。
しかし、私は、危険だという意見において両者に差異を見出すに足りる説得的な理由が述べられていることを見たことがありません。皆無です。
たとえ超有名大学の教授とか医者とかの高度の専門家であろうと、まして一般の人の、多くの人は、権威的伝統的見解をいったん正しいと思い込むとほとんどの人は他の考えはうけつけません。あらゆる反論をはねかえす力がある最善解だと無条件で信じています。そのような偏見のもといくら考えを重ねても…。

世の中の現象は、全てを偏見なく、信じる信じないとかではなく、そのままの事実を見て、全部一貫して調和的に考えることが実態に即すると思うのです。
多くの人は自分に都合のいい一部しか見てないし、見たくないから結局上手く説明できないし（当人達は完全に説明したと思い込んでいる）、当然想定していた対処もできないので、それによってまた騒ぎ出すのです。

私は、いくら怪我をしようと、人からやめろと言われようと、自分が心からしたいことをして、行きたいところに行きたいです。
こんなことをいうと、「そんなエゴは許されない」「秩序が保てない」とかよく言われますが、そういうことを言う人は、自分が自己実現できなかった恨みや嫉妬で他の人が幸せになろうとする足を引っ張る悲しい人達です。

かなり脱線してしまいました…お見苦しい文章でしたらお詫びします。

「処女で道具を使ってひとりHをするのも、周りはあまりやらないのではないか」「こんなこと友人にも聞けません」
→おそらく９０％くらいの女性が表面上の態度は正反対でも、内心では同じように感じているでしょうから、安心してください。残りの１０％は豪傑タイプか性欲皆無タイプです。
態度にだせないのは、言うまでもないですが、そうしないと格好がつかないからです。
日本においては、性の解放が急速に進んでいるとはいえ、特に一人エッチの話題は、もう、中世の隠れキリシタンの踏み絵迫害の域に達するくらいタブーとされているみたいですね。
人間に性欲があるのは、食欲があるのと同じくらい当たり前のことで、考えればすぐにわかることなのですが…。上でも触れた固定された思考枠組み（マインドセット）の威力というところでしょう。

「男性とお付き合いの経験もないのにこんなことするのはおかしいんでしょうか？」
→私はおかしくないと思いますが、このページ右側の閲覧ランキングにもでてる過去の質問をみてみると、おかしい派とおかしくない派に別れていて、私の見る限りでは、おかしい派がやや優勢のように感じました。

おかしいという意見は、彼氏とするときの最初の感動を道具で失わせてはならない、彼氏と痛みを感じることに意味がある、「初めて」はいったん失うと取り返しがつかない、道具を使う女性を嫌がる男性もいる、というあたりを根拠とするようです。
おかしくないという意見は、慣れることに意義がある、道具で何かが失われるなら男性が道具を使うと脱童貞ということになりおかしい、というあたりです。

私の回答としては、処女でも道具オナニーどんどんやりましょう、百利あって一害の可能性程度（彼が不寛容であった場合）と考えます。
衛生面においては、膣はそもそもチ○ポが入ることを予定している器官です。かつての中世の時代における男女の性器の衛生状態を想像してみてください。そして、人間の歴史始まって以来、９９％以上そのような状態だったのです。みんな動物なんですから、そのような汚い状態をも当然想定している器官とみるのが自然なのではないかと思います。

また、そもそも道具を使う使わないで、初めてのセックスという概念を規定しようとするのは無理がある（別次元の話）と思います、
そして、おかしい派の見解は一見精神性を重んじているように見えますが、結局道具という形を重視しています。道具を使った女性、使ってない女性、そのような外的事情で判断することは、中身の心はどうあれ、外部の属性を重要視しているといえると思います。
一番大事なのは心なのですから、道具なんてしょせん道具にすぎないのです。心が新鮮ならいつだって「初めて」です。何事も同じ現象は一度として起きません。かすみさんが幸せになることが一番大事なのです。

「する場合気をつけるべきことはなんですか？」
→十分清潔にしたらなら、不安はひとまず脇において、存分に気持ちよくなれるように集中することです。
そうして気持ちよくなれる部分を発見・開発し、将来の彼氏に気持ちよくなれる部分を言葉で上手く伝えられるように体の状態を良く観察されることをおすすめします。

追記：

細かいことで恐縮ですが、最初に特定部分の危険が強調されていると指摘したことは、何でもかんでも安全という意味ではないです。
昨今重大問題になった事故等、特殊な外的条件がある場合には最大限の危険を考慮して健康に注意が払われなければならないのは当然と考えますが、そのような外的介入のない自然な状態の場合の健康問題を想定しています。

お礼：

お返事遅れてしまって申し訳ないです、非常に丁寧な回答有難うございます。
確かに不安だから、危険要素があるから、と全て避けてしまっていてはやれることもやれないですね…。心にすとんと入ってきました。
今日商品が届いたので、まずはしっかり清潔にして楽しむことを優先的に考えようと思います。